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3️⃣おわら保存会11支部と町外の同好会

 今町いままち聞名寺もんみょうじの境内や、宇奈月うなづき温泉などで踊っている人たちがいますが、彼らは八尾町外や富山県外の同好会の人たちです。
 おわら保存会の人たちではありませんし、八尾の人たちでもありません。

 おわら保存会で揃いの衣装で踊っているのは、20代以下の若者のみです。
 しかし、町外の同好会には若者はほとんどいません。60代以上が大多数です。男性がいないため、女性が男装していることさえあります。
 笠を脱がないのもそのあたりにありそうです。

 良し悪しは述べません。
 それで満足であれば、他人があれこれ言うことはありません。
 それが美しい・素晴らしいと感じたならば、その通りでしょう。

 本音としては、
 八尾まで行って、町外の同好会を見る必要はないと思っています。

 生まれてすぐおわらを見聞きしている人のおわらと、齢重ねてからの人とは、年季とDNA🧬が違います。
 豊年ほうねん踊りの出だし、チョチョチョンのチョン からすでに越えられない壁🧱があります。
 私は18歳の1992年から通い始めて30年以上、町外の同好会の人よりは踊れると自負していますが、保存会のみなさんの踊りを見たり、だい輪踊わおどりで上新町かみしんまちの踊り手さんが前で踊っているのを見ると、圧倒的な隔たりに愕然としています。

 また、町外の同好会とは少し違うのですが、
 東町ひがしまち某所で「踊り手さんと記念写真をどうぞ」と写真撮影の営業されている方がいます。
 その衣装が保存会の衣装ではありません。
 正式に参加する若い踊り子さんが、公民館へ向かったり帰宅する際も、保存会各支部の衣装を着て、その辺の通りを歩いています。
 お願いすれば、快く一緒に撮ってもらえるでしょう。
 撮るならホンモノと。

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