⏩悩みのタネ

 冒頭にも書いていますが、

おわら風の盆は
町外の人に見せる観光イベントではなく
八尾の人たちの「民謡行事」です

 観光客が多いこともありますが、そのために
「おわら ができないことに、八尾のみなさんが困っていることを、
理解できる観光客が少ない。」
ことも、30年以上通っていて懸念に思います。


■悩みのタネ

💢カメラを持てば何でも許される
💢酔っぱらいは何でも許される
💢オレ様が見に来てあげた
と勘違いしている人
💢「何も見ずに帰れというのか!」「雨でも踊れ!」などのクレーム・罵声
💢「カスハラ」「セクハラ」「モラハラ」
量よりも質の問題を強く感じます。
 これは、観光客のみならず、ごく一部の演者側にも、セクハラ・モラハラに当たるようなことが見えました。

■「最近は観光客が多くて風情なくなった」

 など毎年聞こえてきますが、私が通い始めた1992年当時もすでに同様に言われていました。
 30年前より風情がなくなっているとは、私は全く感じません。
 そう言いたい、言ってみたい、だけにも思えます。
 私は毎年「今年のオワラが一番だった」と更新し続けています。

 どちらかと言えば、撮影マナー・鑑賞マナー、カスハラ・セクハラのほうが問題に見えます。人が多いことで、露見されやすいですが。
 おわら風の盆 の情緒・風情をつくるのは、観光客も担います。

■「外国人観光客は・・・」

 との声も聞こえますが、マナーが悪かったりハラスメントをする迷惑観光客に、国籍関係ありません。
 新型コロナ以前、インバウンドさんがほぼいない頃でも、マナーの悪い、信じられない態度の日本人観光客はたくさんいました。
 おわら風の盆 は日本人でも難しい行事なので、インバウンドさんのみにそれを言うのは筋違いに思います。

 おわら風の盆は、日本人観光客でさえも交通や宿泊に苦慮しますが、インバウンドさんにはそれらに加えて、言語の問題もあります。
 夕方から深夜にかけての行事であることも、容易に気軽に訪問できるとは思えません。
 富士登山の問題を見ると、看過できないようにも思いますが、そこまでのステータスがあるかどうかはわかりません。

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