初手▲6八飛から始める四間飛車・後編
今日は。棋士の窪田です。
『初手▲6八飛から始める四間飛車』後編をお目に掛けます。
前編からの読者の皆さん、引き続き宜しくお願いします。
こちらが初めての方も念の為に前回からご覧頂き、本アカウントもフォローして頂ければ何よりです。
初手からの指し手
▲6八飛△3四歩▲6六歩△6二銀▲6五歩△5四歩▲6四歩△同歩▲同飛(第1図)
『初手▲6八飛から始める四間飛車』第1図▲6四同飛まで
居飛車△3四歩早突き+飛先保留型第1章・6筋での歩交換を実現
振り飛車の初手▲6八飛に対し、居飛車が△3四歩と角の活用を優先する手も普通ですが、▲6六歩に対しこれまた普通な△8四歩の前に△6二銀と先受けします。
△8四歩なら▲6五歩△8五歩に▲7八金と先受けし、△8六歩▲同歩△同歩▲8七歩△8四飛に▲7六歩と角道を開けて前編(参考1図)に戻りますので、そちらをご参照下さい。
『初手▲6八飛から始める四間飛車』参考1図▲7六歩まで
https://note.com/81support/n/n9ad9499d4f9d
居飛車は△5四歩と突いて△5三銀と6筋交換を受けようとしていますが、一手早く▲6四同飛と振り飛車が交換に成功しました。
第1図からの指し手
△6三歩▲5四飛△4二玉▲3四飛△8四歩▲3六飛△8五歩▲4八玉
△5二金右▲3八玉△5三銀▲2八玉△3二銀▲3八銀△3一玉(第2図)
『初手▲6八飛から始める四間飛車』解説24手
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