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7月24日株式相場市況

日経平均22510.48
TOPIX1746.86

こんにちは、1/8192です。

相変わらず東証の出来高が低いままであり、米大統領のドル高懸念発言や日銀の出口戦略の噂などあったものの、株価は顕著な動きを続けています。ただ、PER14倍の壁をぶち破れる感じもなく、このまま決算シーズンへ突入する流れとなりそうです。

PERの話になりますが、直近の13倍水準での為替相場平均はドル円109.81あたりであり、110円を割り込まなければこの価格帯は死守できると考えられます。

20日平均の騰落レシオは100%未満の状態が40日以上続いていましたが、これを今週抜けることがほぼ確実ですから、貿易摩擦懸念の混乱はひとまず織り込まれたように見え、プラス材料にみえます。

今後の展開予想ですが、物色意欲の弱さ、銘柄の広がりのなさ、先高期待の乏しさはいうまでもない状態です。ただ、騰落レシオ100%未満の時期での規模別株価騰落率を見てみると、

日経平均 +0.65%
TOPIX -2.35%
大型株 -0.26%
小型株 -4.11%

という状態が見られ、明らかに今回の上昇はファーストリテーリングやソフトバンクなどの超大型株に支えられてのものだというのがよくわかります。今後は流石に、小型株などの新興銘柄に物色の目が向き、サマーラリーが起こる可能性があると思います。実際、その兆候は現れ始めています。

(5/25〜7/13)
売買代金平均
前半20日 25,614億円
後半20日 23,084億円
日中変動率
前半20日 0.84%
後半20日 1.14%

売買代金と日中変動率を見ると、出来高が減っているにもかかわらず、ボラが高くなっているのがよくわかります。
これは小型が物色されている一つの証拠であり、商いがこれから25,000億〜27,000億に増えていけば、日経平均23000円も超えていきそうな相場展開も予想はできます。

ただ、小型株上昇が目立つ相場はマーケットの質的には決して良い状態ではないので、しっかりと全体の動向を見ながら気をつけてトレードした方が良いでしょう。

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