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【仮説】コーチング技術はコピーライティングにも活かせるか?

ふと、コーチングに興味を持ちました。

コーチングはそもそも何か?

一般社団法人
日本コーチ連盟の説明によると、

コーチングとは、本人特有の感情や思考のはたらきを行動の力に変えることで目標達成や自己実現を促す、コミュニケーション技術です。

※引用元:https://www.coachfederation.jp/ca/coaching/

とのこと。

スポーツの分野で子どもの頃から
聞き馴染んだ言葉ではありますが、
こちらはどっちかというと
ティーチング(Teaching)が近いのかと。

知識や経験に基づき指導しながら
目標達成していくトップダウンのような
イメージがありますが、

本来のコーチングは、
その人の中にそもそも「答え」があって
それを一緒に導き出すお手伝いをしてあげること。

なので、指導もしないし命令もなし。

でも、最終的にその人らしく
目標達成していくことをサポートする
コミュニケーション技術だそうです。

そもそもなぜ興味を持ったのか。

プロモーションで配信する
メルマガについてフィードバックをもらった中で

「フューチャーペーシングがもっとできるといいですね」

と言われ、

“フューチャーペーシング”とはなんぞ?

と思ったんですね。

英語なのでなんとなくの意味は
わかるんですが、

実際、そんな言葉あるのか?と疑問に思い。

それでネットでまず調べてみたら、
コーチングフロー「基本の10ステップ」の一つとして
紹介されていたので、

きちんとした技術なんだな…と
初めて知ることになりました。

▼コーチングフローの「基本の10ステップ」
1.セットアップ
「場」をつくる、ラポール(親密な関係性)を築く、守秘義務告知、アイスブレイク
2.テーマを設定する
クライアント自ら設定するのが基本、真のテーマであるかどうかに着目
3.セッションのゴールを決める
曖昧にしないことが重要、お互いが腹落ちするまで確認し合う(振り返り)
4.ありたい姿(目標)を質問し聴く
具体的にイメージしてもらう、期限を決める、ワクワク感の醸成
5.現状を確認する
スタート地点の「見える化」、“足りないもの”と“あるもの”の理解
「現状が繰り返される本質的な要因」を探っていく(振り返り)
6.目標と現状のGAP(ギャップ)を埋める
7.「行動」の明確化と決定
優先順位を定めクライアントが自ら決定する
8.フューチャーペーシング
未来に対するイメージを具体化し目標達成した状態に身を置く(明確な想像)ことで戦略的に行動できるようになる、成功した際のワクワク感に浸る
9.コミットメント
コーチへの約束、行動変容の肝であり達成を前提とするスモールステップに留意、行動を経てコーチへ報告するよう告げる…報告にコーチは承認で応える
10.振り返りと次回へのアポイント

※引用元:https://info.coaching-labo.co.jp/encyclopedia/10step/

なんとなくですが、
セールスレターの構成や
プロモーションメールのステップ構成にも
似ている気がしませんか?

例えば新PASONAなら

Problem(問題提起)
Affinity(親近感)
Solution(解決策)
Offer(提案)
Narrow down(絞り込み)
Action(行動)

ですが、

コーチングで言う「テーマ設定」と「セットアップ」は
「Problem(問題提起)」でもできそうだし、

「セッションのゴールを決める」は
「Solution(解決策)」「Offer(提案)」
でもできそう。

順不同ではあるけれど、
要素としてはコピーライティングでも
全然有効だと思う。

ベースはこうしたコーチング技術
なんですかね。

それともたまたま人間の行動心理に基づいて
構成やステップを考えていたら
結局のところ同じだった…というものなのか。

相手に嫌みなく問題に気づき
行動してもらう…というやり方を体得するには、

コーチング技術を学ぶというのも
一つ手かもしれません。

あくまで予想ですけどね。

でも、コーチングを学ぶこと自体は
自分のためにも使えそうなので
きちんと学んでみたい気もします。

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