宅老所はいこんちょ9周年を迎え、今日から10年目がスタートです。

早いもので9年が経ちました。

開設当初から10年を目指してコツコツ頑張ってきました。

あの頃よりも今の方がもっともっとおもしろくなってきたと感じてます。

理由は時間と関係です。

9年で約200人近いお年寄りと出逢いました。

介護家族合わせたら400人以上。

あなたとわたしで紡いできた時間が長ければ長いほど僕たちの介護の良さは伝わる自信があります。

逆に言えば時間をかけないと僕らの介護は伝わりにくいとも言えます。

本人を主役にして

その人らしく

最期まで支える。

老いや病や障害や認知症や感染症になっても

それは変わらない。

この1年が、来年迎える10周年記念プロジェクトへと繋がる大切な1年になると確信しています。

YouTube見てます!お会いできて嬉しいです!

新規利用の家族さんから声をかけられました。

いやいや、ハードル下げて来てくださいね。

またまたー。

ほんとに。笑

91歳の爺様に尋ねます。

何か好きな食べ物ありますか?

お寿司かな。

では体験利用日にみんなでお寿司食べましょうね。

特別扱いはやめてください。私はみなさんが普段食べてる普通のお昼が食べたいんです。

すみません。絶対にいつもと同じの出しますね。

個別ケアって一人一人分けるのがいいわけじゃないんだよね。みんなと一緒がいいと言って集団で過ごすことが希望の人もいる。

最高じゃなくて最低じゃない事がやっぱり大切なんだな。

出逢ってから最期まで支えられるかなんて誰にもわからない。だけど、最期まで支えていきたいという態度が大事なんだと思う。

そんな介護職とお年寄りが介護を通して出逢い、時間をかけて共同決定していく。

好きな食べ物を食べるよりも嫌いな食べ物を食べたくない。

お年寄りが嫌がることはしたくない介護が、はいこんちょの介護なのである。

支えてるつもりがいつの間にか支えられている。

世界の中心はワタシでありアナタである。

今年も変わらず

今目の前にいる1人の人を大切にする事から始めます

それしかできないしそれがやりたい。

お年寄りの数だけその人らしい介護がある。

10年目もどうぞよろしくお願いします。

令和5年4月1日
はいこんちょ代表
小林 敏志 


本人と家族と1歳と97歳でのお見送り。ばいばいね。

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