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カウンターカルチャーとしての介護〜2025年1月はオムツ外し学会埼玉に行きますよ


オムツ外し学会の良いところは、1日でいろんなおもしろい人たちに逢えるところ。

音楽で例えたらフェスですな。

あの歌手もこの歌手も1度に聴けるお得さ。

介護フェスで30年以上続いてるのはオムツ外し学会だけじゃないかな。

信頼と実績があります。

フジロックだってまだ30年経ってない。

しかもこの学会は、学会員にならなくても誰でも参加可能。

理由は、全国の介護関係者が各地で自発的に開催しているのと元々学会の閉ざされた専門家だけの世界で物事が決められていくことに現場の介護職からのカウンターカルチャーとして生まれた学会なので、参加資格は「先生と呼ばれないとムッとする人はお断り」だけ。

現場の素人が、専門職だらけの病院では外せなかったオムツを特養でどんどん外しトイレで排泄してお年寄りが元気になっていく活動からこの学会の名前になっている。

理学療法士の三好春樹さんが、なぜ認知症ケアに医療ではダメなのか、介護こそが引き受けなければならいのかを語る。介護を医療と対置して高め続けてきた元祖カウンターカルチャー。

介護福祉士の小林敏志さんが、認知症による問題行動がハンパないお年寄りをチームで介護する大変さと面白さと振り回される豊かさを語る。振り回される革命。画一的なケアへのカウンターカルチャー。

和が家グループの直井誠さんが地元代表として、閉じこもり高齢者と買い物難民を買い物を通して町づくりしていく事業展開と地域ケアを語る。事業は地域ニーズから生まれる。制度や法令がないとできない文化に対するカウンターカルチャー。

コイノニアの今西航地さんが高齢者ケアと里親支援という共に生きる新しいカタチを語る。半径1キロ以内を大切にするご近所革命。20年前は法人すら作らずに1人でお年寄りと住みながら支えていた。お年寄りや子どもが普通に暮らせない社会に対するカウンターカルチャー。

むくの佐伯美智子さんは、佐賀で赤ちゃん連れのママさん達とお年寄りを介護する介護革命を起こしてきた人。子育てママさん達が実は1番パワフル。そんなママさん達の働きにくさが日本の課題。未だ残る家父長制へのカウンターカルチャー。

こんなおもろい人達と1度に逢えるのはオムツ外し学会だけ。東日本の介護関係者の皆さんカモン!埼玉だから交通の便もいいよ!

2025年団塊の世代が後期高齢者になる年だからこそ高齢者介護から世界を変えていこう。


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こばちん
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