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自意識はあぶら粘土のにおい (地球体験記3)
3歳〜5歳ぐらい
幼稚園にいる間はからだ遊びがブームだったけど、まだ完全に五感に収まっていなかった。
まぶたの裏に遠のいて行くぐるぐる模様を、思い通りに描こうと頑張る。だんだん自由に形を出せるようになる。一度目を開けちゃったら初めからやり直し。
たまに頭の中で鳴るキーーーンとかピーーーーって音に同じ音で返して話す。うまく返せるともう呼びかけてこなくなる。
出かけた先で人におでこからグーっと圧を送って反応を見る。ニコ!ってする人もいるし真顔で見つめ返す人もいて面白かったな。
など色々。
もちろん「遊び」とは思ってない。
すべてのことを楽しいからやってるんだが、頭を通さず心の反射だから理由なんて存在しない。世界は楽しいことだけだからもはや好きとか楽しいとか思ってない。
というのが今のところ永久保存前提だ。
前に書いたつぶつぶも遊び道具だった。
ふーっと吹いたら口から出るから空氣が見えてるんだと思ってたけど、手のひらからじわっと出せるし、頭頂部からも柱みたいに放てる。意識しなくとも息してるみたいに身体を出入りする。
ラジオの周りでビリビリ震えている。扇風機は流れが面白い。葉っぱの表面を近くで見ると、微かにちょっとずつ吸い込まれていたのを見た時は感動した。
でも壁や机はよっぽど意識しないと通過しない。貫通しないと思ってるからだろう。
空氣よりも根源なやつだ。そう結論づけたのはずっと後の高校生の時だった。
つぶつぶを見ていると、根源は全部同じエネルギーだってよくわかる。前世と今世は水の循環と同じだし、個人も、原子もそう。
地球だからそれぞれのやくに入ってるだけだ。
コレが動くことで、色とか音とか温度とか氣もちとかの波動を感じられるんだと思ってる。
最近はこのつぶつぶちゃんのことを素粒子と呼ぶのが流行っている。
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