#29 肺の影に問題なし!結局、メチャクチャ元気ですと言う落ちについて。
乳がんの三大治療(手術・抗がん剤・放射線治療)を終え、発症から1年が過ぎています。
細かいことを言うと、術後の傷が痛いとか痒いとか、リンパまで切除した右腕の可動域が狭いなど小さなストレスはあるものの、食べたいものを食べ、飲みたいお酒も飲み、出かけたいところに出向き、とても元気です。
がん治療という医療の力のすごさを改めて実感しています。
◆肺の影の検査結果とその後
経過観察のCTで、肺に影が見つかった件。(前回の投稿)
胃カメラのようなものを口から肺に入れ、影となっている部分の細胞を取り、検査をしました。
結果は、
悪性腫瘍ではありませんでした。
一番ホッとしたのは主治医だと思います。
だって、これまでの治療はそんなに簡単に早く転移するようなものではないし、私の乳がんは3Cという進んだ状態ではあるものの、ルミナルAと言う比較的進行速度が穏やかなタイプだし。
主治医の気持ちを考えると、このような結果が出たことは本当に良かったなと思っています。
ではこの肺の影は何だったのか?
ということになりますが、結局のところ、何だか分からないまま次のレントゲン撮影で影は消えていました。
予測では、風邪や喘息で少し肺に炎症を起こしていたタイミングとCT検査が重なり、影となった。
その後、肺の気管支鏡検査の副作用で熱が出たり咳が出たりしたので、抗生剤を服用。
抗生剤の影響もあって、肺の炎症が消えた。
こんな感じです。
生きているとこんな「まさか」という事態は良くありますし、
まさかが「実は何でもない」と言うことも良くありますよね。
生きている証拠と言うことで一件落着。
お騒がせいたしました。そして家族を含める周囲の皆様にはご心配をおかけしました。
◆「今を生きる」に徹している
なかなか回復しなかった体力も徐々に戻ってきました。
最近、みそソムリエとしての活動も復活しています。
大好きなお味噌のことを誰かに知ってもらう仕事。
時代の動きが速い今、お味噌を伝える方法もトレンドを読む必要があります。そして、お味噌を伝えることがどう世の中にとって良いのか。
これも時代に沿って深く考える必要があります。
難しいフェーズに突入してきてはいますが、
やっぱり大好きなことに没頭するって、細胞が小躍りします!
お味噌は、古くから日本人の心と身体を支えてきました。
私にとっては、そんなお味噌の力に出会え、お味噌への愛を伝える仕事が出来ることが、一番の支えです。
お味噌に感謝♡
生き方。
先のことをしっかり考えることも大切ですが、
今を丁寧に生きていくことも、とても大切なことだと感じています。
毎朝のお味噌汁をゆっくり味わうように過ごしていこうと思います。
私の乳がんの記録をラジオで放送中です。よろしければお聴きください↓