懐かしく、面白いキャラクター「ビスカス高林」
再放送の朝ドラ「ちゅらさん」(NHK総合)を見ている。
本放送の時に見ていなかったので、お初の番組、初めてだ。
主題歌を歌う歌手たちも、沖縄県の出身ならば、主人公を演じる女優さんも、また、然り。目出度く結婚、一人息子も4歳になった現在、半分ぐらいは東京が舞台ではあるけれど、沖縄。
ベースは悪まで沖縄なので、ハイビスカス。沖縄の県花が映し出される。
自然、思い出すのが「ビスカス高林」。
(あっ!)思うあなたは、アニメ好き。説明しよう。
「~高林」は、藤原栄子原作アニメ「魔法少女ララベル」に出て来た人物。
一応は敵役(?)なのだが、全然見えない。
何かが惚けて、抜けている。
赤と青のシルクハットに、同じ模様の縦じまスーツ姿。杖迄持参、髭迄立てて、一見するとサーカスの団長か、支配人みたいである。
「~でございますですねぇ」
を語尾に必ずつけて喋り、シルクハットの飾りに、ハイビスカスを刺している。それで「ビスカス高林」。
大好物が鳴戸入りラーメンで、面白い弟子もいたな。
主役を食った名敵役(?)。「タイムボカンシリーズ」の、悪役3人にも共通する印象だ。ボイスは田中崇さん。今の銀河万丈さんである。アテレコよりも、今はナレーターとして大活躍されている人だ。
ああいう登場人物、キャラクターはめちゃくちゃにいい!
アニメ化はされていないけど、藤原には「うわさの姫子」もある。そこでも「お千代ちゃん」が出て来るが、謎めく彼女も素晴らしいのだ。
そういうキャラクターを作り、魅力的に動かすのが抜群に藤原は巧い!
懐かしいなぁ、「ビスカス高林」。面白いのよね、ああいうの。