わたしの命名秘話(?)、それから
わたしの命名。名前は亡父がつけてくれた。
割と早くにつけられたらしい。亡母の希望としては、「子」。「子」がつかなければ良かった。
亡母親は「○○子」。基本的に女の子ちゃんを現す「子」。世代的に女の子にはつけられていて、特に何とも思わずにいた。が、ママとなり、イザ子供の名前を考えると、「子」はモダンな感じがしなかった。
「〇△にしよう」
「子」のない名前を亡父。(いい名前だわ)賛成。戸籍に記された。
〇に△をつけただけである。
そして、つくづく今思う。正解でしたな。「子」がつかなくて。
既述だが「子」=「女の子」=「女の子らしい事が好きで、或る程度出来て当たり前。積極的にやりたがる。嫌いじゃない」
思い込みかも知れないが、育つ過程でまだまだそういうものが、世間的に強かった。根強くあった。お恥ずかしい話、わたしは全くそれが出来ない。
料理ぐらいはテキトーにする。洗い物と掃除、布団干しは出来るけど、裁縫の分野が全くできない。ボタンつけの1つも苦手である。
序でを言えば、性格も女性的とは思われないし、物の見方や捉え方、考え方は、中性的な感じがする。
こんなんで「子」が」つく名前であったら。ファーストネームであったら、余りに自分が可哀想だ。ありがとう、今は亡き両親よ。
が、結局は「元々」。持って生まれたものだろう。
妹にも「子」はついていない命名を、亡父は授けた。
んが、わたしとは正反対。特技が和裁・洋裁、趣味はお菓子作り。歯科技工士をやっていた。まるで「歩く職人」「歩く手作り」。編み物も得意で、子供のおくるみを編んだ程だ。
くっそぉ~っ!半分、いや3分の1ぐらいの能力というか、興味がわたしにもあればなぁ。が、何も今更、持たなくてもいいか。
いづれわたしも死ぬだろう。
人間としてもし、生まれるとしたら。男にせよ、女にせよ、或る程度の女子力(?)。せめて基礎的な裁縫ぐらいは出来ていたい。
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