根性がありそうな(?)筆名
手塚治虫って、本名「治」。一字だけのお人なんだけど「治」より「治虫」。「虫」をつけた方が、根性がありそう(?)ですよね。
11月3日の明治節。今で言う文化の日に生れに因んで命名。父親も、弟さんも、息子さんも一字の命名です。
小学校にあがる前後からマンガらしきものを描き始め、「治虫」。筆名をつけたのは、小学5年生の頃。脱「ガチャボイ」でしたでせうね。この頃については有名ですから、本やら何やらで知って下さい。「虫」=カブトムシを連想しがちですけれども、チョウチョ。「マダム=バタフライ」の蝶々夫人じゃないチョウチョ。昆虫分野のチョウチョにゾッコン。夢中になり始めていたんです。休日=昆虫採集。そして漫画も描いていた。中学時代に作成した蝶を主とした標本が遺されていますけど、図鑑のような美しさです。
姓名判断する訳じゃないけど「手塚治」と背表紙にあるより、「手塚治虫」とあった方が、何となくでも根性がありそう(?)。虫って逞しいですもん。根性嫌いなわたしが、根性と書くなんて滅多にないです。
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