冬よ、去れ<替え歌>~元「春よ、来い(松任谷由実)~
※「春よ、来い」の逆バージョンです。
何故何故(なぜなにゆえ)に争い 何故何故(なぜなにゆえ)に闘う
勝利の美酒を我が手にと 愚かな事を考える
愛(いと)しき者への 温もりも
愛(あい)する者への 微笑みも
やがては無となり 塵となり
戦火の炎に 包まれる
それはそれは やがてやがて
「名誉の戦士」と 讃えられ
冬よ 赤き焦げ臭き 歴史をまた作るのか
冬よ 去りて永遠(とわ)に グッバイ ダーク・ウィンター
青き地球のはずなのに 平和な黄色のはずなのに
何故何故(なぜなにゆえ)に今日も人 争い血を流す
あの日に出会えた 幸福(しあわせ)も
これから夢見る 幸福(こうふく)も
見るなと誰かに 遮(さえぎ)られ
戯けた事をと 冷笑(わら)われる
それはそれは やがてやがて
「御霊(みたま)」などと 讃えられ
冬よ 終わらぬ日々よ そして繰り返される日々
冬よ 去りたもこの世から グッバイ ダーク・ウィンター
グッバイ ダーク・ウィンター
暗き闇の 冬
暗黒だらけの 冬
<了>
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