「君へ和歌」から、「君江和佳」!?~「派遣戦士山田のり子」(たかの宗美著)


版元を忘れてしまった。宜しければ、調べて下さい。

通称「山のり」。
派遣戦士とまたの名を言う山田のり子の活躍ぶり。
超スーパーエリートにて、超厳しい日々は、今更紹介する迄もない。
15巻まで持っいる。最新刊の19巻めでは、漫画家のアシスタント版がおまけとして(?)ついてくる。買うしかあるまい。

是が非でも紹介したい養生人物。
多分の道筋で命名されたのではと思う人物・君江和佳(きみえわか)だ。
数巻前から登場した。
のり子の優秀な後輩にして、崇拝者。危ないぐらいに崇拝ぶりだ。
「のり子お姉様ぁ~っ!!!!!」
姿を見れば、猪突猛進。一心不乱に駆け寄って来る凄さである。
のり子に秘かに恋をする男・杉山(営業、下の名は不明)の師匠(?)。
恋愛指南役でもある。
「きみえわか」
命名するに当たり、人物設定が大きかったのではなかろうか?

のり子に恋。かつての貴族社会は、歌。和歌、短歌ですばいな。
「何とかの君へ」送るんですよね、恋のチャレンジ第一歩として。
「君」=のり子オンリー。だから「君へ和歌」→「君江和歌」。
「和歌」とモロにするのもナンなので、「和佳」。綺麗にまとめたのではなかろうか?

「有閑みわさん」で言えば、響イツ子。
「負けませんわッ!」でお馴染みの、優秀な主婦、イツ子さんみたいな存在であるような、ないような。
兎にも角にも、君江和佳。彼女の言動が楽しみだ。
杉山の心が移ったりして、ね。

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