もはや大人を意識する(?)
好きなんだから、しょうがない。
わたしはアニメが、大好きだ。とて、語れるのはせいぜい昭和終期に放映されたものであるけど、最近のEテレアニメ。「おじゃる丸」と「はなかっぱ」は、大人が見ても面白い。
共に長寿番組だ。
常に子供を意識しているから続くのかなぁ、少し前まで思っていた。
こういう設定が好きだもんね、子供は。
が、違う。
基本は子供でありながら、半分は大人。大人を意識して作っているのだ。
「おじゃる丸」でいえば、時折のシリーズ。
「怪盗ルパン」を擬えたものや、「三太郎」もの。昔話を題材にしたもの。我々いい年をこいた(?)大人が見ても面白い。
「はなかっぱ」であれば、ガリ子さんや、ちいかっぱ。
かわいいふりして、実はとんでもないベイビー・ベイビー。双子の赤ちゃんの存在だ。マスターカッパも面白いですなぁ。
これら強力なキャラクター達の存在が、大人が見ても楽しく思わせるのであろう。
わたしが子供の頃、アニメは当たり前だが、完全子供向けだった。
けど、少子化に伴い(?)大人。大人が見ても、面白いと思わせるものを作らなければ、ならないようだ。一話完結・10分、15分であればある程である。
お疲れ様です、関係者さん。