夢を叶える二つの魔法。
"無名、何の経歴もなかった高校生が高校を卒業してヨーロッパという大舞台で契約を結び、サッカー選手としてプレーした。"
まるでドラマのようなストーリーに見えるかもしれない。
確かに今振り返れば、自分でも信じられないようなストーリーだなって思う。
そう。僕はアマチュア時代なんの結果も残せなかった。
そんな僕は高校を卒業と同時にラトビアという東欧で契約を結びプレーをすることができた。
これだけを見れば、他の人からは、
"まぐれ、偶然、運が良かっただけ。”
確かに、これは全て当てはまっているかもしれない。
特別ずば抜けた才能があるわけでもないし、特別な技術があるわけでもない。
でも、僕自身からして見れば、契約できたのも偶然ではないんだろうなと思う節がある。
おそらくこれは僕にしかわからない境地だと思う。
僕が僕と向き合ってきた話だから、他人がわかる話ではないからだ。
でも、才能がある選手でもサッカー選手になれなかった選手もいるなか、才能も技術もない平凡な僕が今はオーストラリアでサッカー選手を続けることができている。
この差は何なのか。
というのを僕の体験から2項目に分けて、少し口を挟んでみたいと思う。
①理想を常に頭に染み込ませておく。
僕は高校生のとき、本気でプロサッカー選手になることを夢見ていた。
常にそれを意識してトレーニングに取り組み、そこだけを常にイメージしていた。
普通の人はうまくなるために練習に取り組むものだけど、僕は少し違った取り組み方をしていた。
とにかく自分がプロであるうえで練習や試合に取り組むことを意識していた。
自意識を未来の理想の自分の置き換えてトレーニングしていたということだ。
要は、"なりたい"ではなく、"なった"という程で常にトレーニングをしていた。
学生時代ぼくは、スペイン代表のダビド・シルバが大好きだったから、シルバを常に意識してプレーしていて、常にyoutubeでシルバのプレー集を見たりして、頭にプレーを染み込ませて、プレーを自分にリンクさせてマネをしていた。
試合でも、大観衆のなかプレーしているという想像をして常にみられているというイメージでプレーするということをやっていた。
そうすることで意識が格段に上がって、集中力、そして意志力が確立されていたんだと思う。
何が言いたいかというと、
憧れるものや人がいるなら、そうなるために行動するんじゃなくて、その人の行動を自分に組み込んで行動することで、自分の意識を向上し、行動や判断力が半端なく変わるということだ。
大げさに言えば、自分の意思を捨て、理想の人の思考や行動を自分に打ち込み、自分の意思をコントロールすれば、より理想に近くなる。
②失敗を恐れてはいけない。
失敗をすることは恥ずかしい。
なんて思っている人が多い。けど、ぼくは夢を叶えるために失敗をすることはとても重要なことだと思っている。
むしろ、僕がラトビアのトライアルを受けること自体がありえない話であって、失敗にビビっていたら絶対に受けてもいなかったはずだ。
周りの人に『ラトビアのトライアルを受けようと思ってる。』って話したとき、みんな口を揃えて、
『絶対に無理やろ。わら』
と言われたほど。
ここでもし、僕が挑戦していなかったら僕はサッカーをやめていたと思う。
普通の人だったら僕のレベルでヨーロッパに挑戦しようなんて発想の外だと思う。
でも、僕は失敗してもいい。でもとにかく挑戦したい!!
という気持ちの方が強かった。
失敗が恥ずかしいものだとも思っていなかった。
そして、この挑戦が僕の人生を大きく変えてくれた。
おそらく僕はこの挑戦が失敗に終わっても、サッカーを諦めず続けていただろう。
現に、オーストラリアに来る前に千葉でLAギャラクシー(アメリカメジャーサッカーリーグのチームで過去にイングランド代表にベッカムが在籍していた。)のトライアルに挑戦して、落選した。
でも、それに挑戦したことで日本全国から同世代のエリートサッカーのやつらとプレーできて、自分はまだまだこのレベルでやれることがわかったから、
こうやってオーストラリアでプレーが続けられている。
挑戦して失敗しても、そこで得るものが確実にあるということだ。
失敗。それは成功に不可欠なものであって、失敗をするから成功があるということ。
失敗の過程に成功があるということを理解できれば、失敗を恐れなくなる。
だから、失敗をいちいち恐れないで積極的に思い切って挑戦してみてほしい。
そこからまた面白いぐらい自分に大きな自信がつくものだから。
まとめ。
今回は長くなるので、大きく2項目でまとめてみました。
けど、この2項目は夢を叶えるうえでとても重要だと僕は思う。
とにかく、日々の生活の中で考えてほしいのは理想の自分でいること。
今なら、あの人だったらどうしているかな??
とか、
あの人(理想の人)ならこの時どう考えるだろう。
という常に自分に理想を取り組んで考えるように日々を送るようにし、常に理想を描き、理想を現実に落とし込んで生活をする。
そして、チャンスがあれば迷わず飛び込む。
今の自分で大丈夫なのかな・・・
という感情を捨ててとにかく情熱だけで飛び込む。
そのチャンスが失敗でも成功でも、どちらに転んでも自分が得る報酬は大きいということを理解しておく。
失敗しても確実にえられる報酬は、『挑戦できたという自分への自信』。
そこからえられた自信は次への挑戦を軽くしてくれる。
というのが僕の夢を叶える秘訣で、実際に僕が夢を叶えることができた術です。
要するに、才能がなくても失敗を恐れず挑戦し続ける。そしてそのために常に自意識を確立し準備をしておく。
そうすれば必ずどこかのチャンスで夢を叶えられると思います。
とにかく諦めないこと。
叶うまで行動を。
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