20代前半を終えようとしているのでやっておいて良かったことをここでまとめてみる。
僕は今年で24歳を迎える。
20代前半を締めくくろうとしている。
10代後半から20代前半を振り返ってみればいろんなことがあった。
長年夢を抱いていたサッカー選手になることができ、一度サッカーから離れて一人でタイに一人旅したり、いろんな人と出会うことでいろんな知性に触れることができ、新しい価値観に触れることができた。
そして、また大好きなサッカーが続けられている。
こうやって書いてみると、幸せそうに見えるけどいろんな苦労もしたし、いろんな悔しい思いももちろんしてきた。
良いことも悪いことも同じくらい経験した。
それが人生ってやつだ。
ってことで、僕が20代前半でやってよかったことをここでまとめてみたいと思う。
1.サッカー選手という夢に本気になれたこと。
僕の人生を振り返れば、ほとんどサッカーをしていた。
時には挫折を味わい、サッカーから離れていた時間はあれど、ほとんどサッカーに時間を費やしてきた。
遊ぶ時間、ダラダラしたい時間。
もちろん10代、20代という時間は遊びたい時期だ。
僕もいろんな誘惑があったし、適度に息を抜いていた。
でも、自分にムチを打ち、時間を管理してサッカー選手になるために時間を投資してきた。
そのおかげで今は海外でサッカー選手としてプレーが続けられている。
要は、時間に対して浪費をせずに投資ができた。
これをしておいて本当に良かったと思う。
2.海外に出たこと。
20代という時間は実は忙しいように見えて時間を自由自在にコントロールが効く。
どういう意味かというと、背負うものが少ないからだ。
要は、結婚もしていないし、社会的地位がまだ高くない人が多いから身体の縛りが軽く、なおかつ体力的にも精神的にもまだまだフレッシュだから、足が軽い。
そして、脳がまだまだフレッシュだから感性も豊かで、吸収率も良い。
僕はサッカーをしていたことで東欧ラトビア、タイ、そしてオーストラリアと3カ国に出向くことができた。
そこで海外の便利さ、不便さを学ぶことができ、日本がいかに住みやすい国かということを改めて実感させられたり、外国人と触れ合うことで、日本人にないアイデンティティや価値観を学ぶことで、日本人がいかに自己主張が下手かということを痛感させられたり、逆に日本人の真面目さ、そして勤勉性の高さで日本人が海外でいかに愛され、信頼されているのかということを学ぶことができた。
ただ旅行するのではなく、住んでみる。
旅してみると、それはより深く感じることができる。
僕たちは日本に生まれたのではなく、地球に生まれたんだ。
ということは、僕たちは世界を見るべき権利がある。
そして、僕たちは自分の国に愛国心を持つ必要があり、自国を誇りに思う必要がある。
それは、海外に出て初めて日本を客観的に見なければ感じることができない。
僕自身、海外に出るまで日本は堅苦しい国で居心地が悪いって思っていた。
でも、海外に出て、日本の良さ、便利さ、安全さを学ぶことができて今では日本が大好きになった。
そして海外に出て良かったと思うことはもうひとつ。
それは自己責任感が強くなったこと。
海外に出れば、全て自分に起こる身の回りにことは自分でしなければいけない。
僕はタイに行った時に食中毒になって病院に自力で行って、英語も自力で話してなんとか治すことができた。
振り返れば全て自分の選択が起こしたこと。
だから誰かのせいにはできない。
そうすることで、自己責任感を養うことができ、自律心も強くなる。
だから僕は海外に出て良かったと思う。
3.本を読む習慣がついたこと。
僕は本が大の嫌いだった。
活字を読むのももちろん、字が集合している本を見るとストレスを感じるほど毛嫌いしていた。
でも、僕は今は自分から進んで本を読むことができている。
なぜ、本を読むのが好きになったのかというと、
本との出会いがきっかけで人生が変わったから。
高校時代にサッカーにハマりすぎて、もっと上手くなりたいがゆえに長友佑都選手の『日本男児』という本を読んだことがきっかけで、本気でプロになることを決意した。
サッカーをやっている人なら知っている人が多いが、彼はもともと大学で補欠で大会で太鼓を叩いて応援していた、いわば補欠だった。
そんな時にJリーグのFC東京との練習試合で結果を出し、そこからプロに成り上がり今では世界を舞台に戦っている。
そんな彼の生き様を見て、自分も諦めず努力すれば必ずチャンスが来るんじゃないかと思って毎日本気で練習に打ち込んだ。
その結果、東欧ラトビアのクラブチームと契約を結ぶことができた。
僕がサッカーから一度離れて、タイに一人旅しようと思ったのも、本がきっかけだった。
社会人リーグで調整してまた海外でプレーしようと思っていた矢先に靭帯を痛めて戦線離脱したとき、
このままサッカーだけをしていていいのか??とふと考えた時があった。
そこでたまたま本屋さんで読んだ柏田哲雄さんの『旅の始まり、終わりの場所へ。』という本がきっかけで旅の面白さに触れ、
もしかしたら旅に出れば何か変わるかも??という軽い気持ちでこの本がきっかけでタイに一人旅することになった。
そこで旅してサッカーと同じくらい旅の面白さを知り、人生に対して大きく視野が広がるきっかけになった。
そして今では自己啓発からビジネス本など多種多用の本を読むようにしている。
そのおかげでサッカーだけでなく、投資や資金運用について、心の整え方などサッカーでは得られない知識を身につけることができた。
本は僕らが知らない知識を気軽に知り得ることができ、時には人生を大きく変えるきっかけを作ってもくれる。
手軽にリーズナブルな値段で自己投資ができる最高のツールだと思う。
これが僕の20代前半にやっておいて良かったこと。
参考になれば幸いです。
20代どう過ごしたかで、30代の過ごし方が大きく変わる。
最高の20代を過ごせたって笑える日がきますように。
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