「知らない」ということが重くのしかかってくる。
仕事において、「知らない」ということが重くのしかかってくる。誰もがみんな最初は素人だと思うけど、大抵の場合は、同じような業務を担う同僚や先輩、上司などがいるだろう。しかし、私の場合はソレが無い。
その業務を行なっていた人が退職したため、【彼ならできるだろう】そんな理由で今の職務に就いている。幸い、その業務に関してほんの少しだけ知識はあったので、入り口に立つこと自体にはあまり抵抗がなかった。頼られること自体は嬉しいことだし、期待に応えようと素直に思えたし、何より自分より他に「やれそう」な人が社内に見当たらなかった。うぬぼれのようにも聞こえるだろうけど実際そうだったんだ。そして、その仕事の一部の実務に関しては割とスムーズに取り組むことができた。
しかし、その他の業務も兼任していたり、新しい仕事に関して知らないことが多すぎることに気づいたりで自分のキャパはあっという間に超えていった。でも、やりきろうとするしかなかった。それには時間をとても多く費やしたし、今も費やしていると思っている。いわゆる「名ばかり管理監督者」なので、残業ってなに?という感じだし、他人に言わせれば真っ黒な働き方だけど、ある意味「諦めている」。
が、ついに最近気持ちが切れてしまったようだ。ここに至るにはいろんな理由があるけれど、仕事について「知らない」ってことが自分を圧迫しているというのが大きな要因の一つだと感じている。
誰かに相談したところで、解決するイメージが全く持てないし、いまを放り出して自分を守るって思い切りも無い。とにかく業務がスムーズに進んでいくような仕組みを早く見つけて、次の担当者が私みたいな悩みを抱えることなく仕事ができるような状況にしたい。
そして早く辞めたい。行き着く先は退職かもしれないけれど、少なくとも現在の業務からは早めに離れないと身体が壊れそうである。もっとポジティブに暮らしたいなぁ。