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8050地域情報交換会【2021年12月20日】

ゲスト:一般社団法人 OSDよりそいネットワーク 礒野 雄さん

OSDは、ひきこもりの当事者やご家族をはじめ、生きづらさを抱えている方々の一人一人が、今も、この先も安心して暮らしていける社会を目指し、活動をしていきます。互いを尊重し、誰もが自分らしくいられる社会造りの一助となるべく貢献していきます。(OSDホームページより)

12月20日 8050地域情報交換会 概要

磯野さんよりOSDの紹介 
・一般社団法人OSD寄り添いネットワーク4年前に設立 
・親の会が高齢化していく中で、親が死んだらどうしよう(OSD)ということでかわりに何かしてくれる団体を立ち上げた。
・専門家が相談に乗る。葬儀屋も理事にいる。ご本人が知識経験もないので、委任状をしてもらって代わりにやることも。
・孤独は埋め合わせるためには、最低一人の安心してなんでも言える人間関係をつくることが大事。
・2021年度は・厚生労働省の補助事業があるので、3月までは無料相談ができる。電話、メール、動画相談対応。
・4年目の現在。OSD方向性として「親が死んでも大丈夫。頑張らなくてもちゃんと生きていける社会を提案していきたい」
・Youtubeチャンネルで親向けの動画なども配信しているので見てもらいたい。

質疑応答
Q 親が隠しているケースも多い。どうアプローチするか。
A よくあるケース。困りますよね。ひきこもりの回復のためには、親の気持ちと心を変えないと。隠したがっている親の気持ちを変えないと。できる限り、親と親しくなる。また、よそのうちの話をするような感じで、情報提供したり、うまくいったケースを伝える。

A よく聞くお話しで。支援の体制はあるけど。誰もその支援の窓口に来ないというのが問題。必要な支援を掘り起こすか。行政等には、広報等を使って日常的にこういう支援があるということを周知してほしい。また、偏見をなくすような努力を地域や行政がしないといけない。見守りをつづけて。頻繁に訪ねていく。とにかく全く支援を求めない人はいるは事実。だけどもそのドアに毎日毎日手紙を入れ続ける人もいる。身近な人が声をかけ続ける。情報を出し続ける。

Q 家族との関係性が改善すると支援者が入りやすい。改善するのが難しい場合もあると思うがどうすればよいか。

A 修復不可能な場合は、世帯分離。基本的には、親子間の改善をのぞみたい。気持ち良い環境をつくって、自己治癒していくできるようにする。本人が何をいってきても親が受け止める度量を持ってもらうように伝える。親も親の人生を生きましょうということも大事。

 

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