若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日記9月11日
私の今日の予定は?毎朝聞く。「今日は朝から高松で会だよ」というと「何時に帰る」と聞くので「夕方」と話すと「わし何しよう」「タンポポハウスがお休みだから、ゆっくりしたらいいよ」「うん」
夕方帰ると洗濯物がたたんであって、機嫌が悪そうにソファーでテレビを見ていた。元気な時には洗濯物をたたむことはなかった。忙しく仕事をしていたこともあるけど、家事は私がするものとして手伝うことはなかった。
明日も出かけるのでカレーを作っておけば明日も食べられるので「ご飯よー」と呼ぶとと「カレーなんか食べたくない」と言うので、サケフレークなどで丼を作ると食べた。食後「薬を飲んで」というが怒って飲まない。おこるというより、寂しさや不安なのだと思う。
テレビのリモコンがうまく動かないようで、電池が欲しいと言うので、渡す、電池を変えてもチャンネルが変わらず、不機嫌。
それは何をしてもうまくいかなくなるかもしれないという不安からなんだろーなーと思うので。薬を飲まなくても、日記を書かなくても一日くらいいいい。そうしておこう。