若年アルツハイマーの夫とともに

若年アルツハイマーの夫とともに

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若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月25日

朝から雨、部屋に引っ込んで横になってテレビを見ている。今日はバスでかえってもらうように頼んでいたけど、ちょうどよい時間に帰れそうなので夫に電話をして「タンポポハウスの駐車場にいるから」と言う。一度見に来て確認したら早めに出てきた。 家に帰り「松山はいつ行くんかな」と何度も聞く。そのあとから「長崎も行こうね」と言うと「いいなー、行ける時に行っとかないかんなー」と言う。「いろいろ行きたいね、行こうよいけるときにいっぱい」「いいなー行こう、行こう」「私、上高地に行きたいんだけど」「

    • 若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月24日

      朝から庭の草を抜いていた。 由紀さんが持ってきてくれたケーキを紅茶を入れてみんなで食べる。 お昼はスシローに行き、夫は15皿「うまいうまい」と食べる。 その後マリンウエーブで「あおによし奈良の都」の公演を聞きに行く 歴史好きな夫は興味深くよく聞いていた。楽しそうだった。 妹がおくってくれた山た  屋のうどんすきを「おいしい おいしい」と食べる。

      • 若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月21日

        朝起きるといちじくをちぎる。 朝食後自分からは薬を飲まないので「薬飲んでよ」と声をかけると飲む。 洋服は寒いとkは長袖を自分で選んで着る。 電話をしてお迎えが遅くなると言うと「かまんよ、ゆっくり帰ってきてええよ」といってくれる。 タンポポハウスについて外にいないので中に入ると、職員がいて「前にいると思う」と言われ「ありがとう。このところどんな感じですか」と聞く。「大丈夫」と言ってくれた。この際話をしておこうと「夫は緑内障なので目が見えにくいと思いますので、細かいことはできない

        • 若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月21日

          タンポポハウスにお迎えに行くとT君がにこにこして夫を指さして「奥さんきたで」と言っていた。 用事があったので夫を車に残して、すこし時間がかかったので、がまんができずにこちらにきたので「もう帰るからね」と言って一緒に車に乗って帰る 夕食後にたし算、引き算をするがじかんがかかる。何度も計算をしたくないので「トイレ」と言って帰ってこない。

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月20日

          朝半袖のポロシャツを着て「寒いかな」と聞くので「上になにか重ね着したら」と言うと、いつも来ている半袖のオレンジ色のシャツをポロシャツに重ねて着てきた。「なんか変」と聞くので「変だよねー」と息子に言うと、息子も「変」と言われて急いで2階の部屋に行って長袖のシャツに着替えてきたので「いい、いい」とほめる。 タンポポハウスに行く途中車の中で息子が腰を痛めているのを心配して「大丈夫かー仕事できるかー」と何度も言う。 何かのために火曜日から携帯電話を持って行くように頼む。「携帯嫌いや」

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月20日

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月18日

          朝から機嫌が良く、タンポポハウスに行く準備が早い。リュックサックを玄関に置いていた。 「今日タンポポハウスの帰りに太田牧場に行こう」と言われたので「いいよ」と答える。 お迎えが遅くなったけど通園生のお母さんと話していた。子どものことをいろいろ聞かれたそうだ。お母さんにとっていつまでも夫は先生なのだろ。私が疲れていたので「牧場はまたでいい?」と聞くと「いつでもいいよー」と言ってくれる。 帰ったら洗濯物を取り込んでくれた。渋柿をちぎって「これどうしよう」と言うので、柿の渋抜き用焼

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月18日

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月18日

          タンポポハウスが休みなので家にいる。私がピザ焼き体験6人を迎えるために忙しくしていたので家の中をはいてもらったり、ピザ窯の火をたしてもらったりする。「ええよーどうせ暇なんだから」とやってくれる。11時過ぎおピザができたので二階にもって行くといなかった。びっくり。息子が10時過ぎにすでにいなかったと言う。 夕方になっても戻ってこないので心配、先日占いで10月に自殺する。と言われていたので心配。まずは家の下に下がり、お墓の前を通り、ご先祖様にお願い。タバコ屋さんに行ってみる。「今

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月18日

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月14日

          朝の目薬はきちんとできる。タンポポハウスに行く準備もちゃんとできる。 私が作るお弁当がおいしいおいしい。みんながお弁当を見に来る。と嬉しそう。 私が料理の準備もあり出かけるのが遅くなる。 「今日は一日農園のお仕事で楽しかった」と言う。 「首どう?」と聞くので「椎間板ヘルニアだって」と言うと。びっくり「大事にせないかん、働きすぎじゃないの」とねぎらってくれた。 庭の柿や、みかんをとってきてくれる。夕食後の洗い物をしてくれて「温泉でも行こう、ゆっくりせんといかん、遠くは疲れるから

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月14日

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月13日

          病院の相談の日。変わったことはないか聞かれたが「特にない」と話す。旅行に行って楽しそうだったことを話す。タンポポハウスからバスに乗って帰れたこと、私が首が回らない日はバスで行ったことを話す。 「りぼんの会に行ってどうでしたか」と聞かれたので「参加のお二人が頑張ってみえると思う、お一人の様子を見て、そのうちああなっていくのかと思うとずっしりきた」と話す。 今日も首が回らずタンポポハウスにバスでいってもらう。いやというかと思ったけど、行ってくれてたすかった。

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月13日

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月12日

          久しぶりのタンポポハウス。自分で準備する「リュックがいやに軽いなー」 「お弁当入れてる?」お水は「アッ水や、ようわかるなー」と水をペットボトルに入れ、ペッボトル入れのめいさいもようのカバーを探す。私「ここにあるよ」と棚の一番下の弁当箱を置いてあるところから出す。「よおわかるなー」最近はよくおかずを作っていると「簡単なんでいいよ」と言ってくれる。「食べれればいいよ」とも言ってくれる。 朝食を食べ終えて「薬飲んで」というとアリセプトとフェルカードを出して飲む。「目薬もやなー」「ど

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月12日

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月11

          今日タンポポハウスにいかんで良いかな?」と聞くので「祝日はお休みよ」というと。安心した様子。「あんたの予定は?」「朝から家で料理教室」というと「わかった」予定を何度も聞く。数日日記を休んでいたので書く。 どうも金子みすず記念館が九州だったと勘違いしているらしく、今日も九州に行ったと話すので「山口県だったんだよ」と話すと「うそー」と目を丸くして驚く。 庭のいちじくをちぎってくれた。 ご飯を食べるのがいやに遅くなる。仁尾の卒業生から電話があり「家に帰っとるから先生うちに来てなー」

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月11

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月10日

          タンポポハウスはお休み。旅行の疲れも見えず、朝早く起きて、どこかに行ったのか心配していたら、しばらくして帰ってくる。「箱崎まで散歩してきた、すがすがしかった」という。「あんた足とか痛くないん?」と聞くので「全然」というと「すごいなーわし足が痛い・・特にひざ」と指さす。夫は膝の半月板が削れているので、長く歩くのは無理かもしれない。 朝いつものように「今日は何するん」と聞くので「タンポポはお休みだからゆっくりして、私は午後から丸亀で料理」と答える。最近同じことを10回くらい聞かれ

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月10日

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日記10月7日

          朝早く起きていたみたいだけど、私はゆっくり起きた。6時になって「朝ぶろに一緒に行こう」というと「ええよー」一緒にお風呂に行く。 私が出ると休憩室にある、だいすきな坂本龍馬の本を読んでいた。「いいこと書いとるわー」 朝食はバイキング、そんなに食べられるんだというほど食べた。「おいしい おいしい」と食べて薬を飲む。 食後はゆっくりして9時半にホテルを出る。ホテルの無料循環周遊バスで市内を巡る。覚苑寺、乃木神社、調布毛利邸・功山寺、調布博物館をまわる。途中無料ボランティァさんが説明

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日記10月7日

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月6日

          昨日のタンポポハウスの帰りにお菓子をたくさん買ってきた。5時50分の特急に乗るために5時20分に家を出る。お出かけの準備はばっちり。家を出たときは暗かったが電車に乗るころは薄明るく、乗っているとだんだん空が白くなり朝になる。 夫はとてもとてもごきげん、電車に乗るとすぐにパンを食べ薬を飲んだ。お菓子をたべたりお茶をのんだり「遠足みたいだなー」と楽しそう。 岡山駅から新幹線に乗る。「新幹線は快適だ」と何度も言ってうれしそう。新山口から新下関につき、山陰本線みすず号で仙崎に。途中海

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月6日

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月5日

          夫の職場に病欠の確認の書類をもって行く。お給料を減額で出していただけるために、またいろいろな書類を頂く。 夫が声をお出して読む日本語が気に入っていた。他の本も買ってほしいと言う。 目薬を取りに病院に行く。 目薬は4日分しかもらえないので、もう少し期間を長くしてもらうように頼む。 8日から旅行に行くことをとても楽しみにしている。 「今まで行けていないところにできる限り多く行こうね」というと嬉しそう きげんがよくお風呂のお湯を入れてくれた。

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月5日

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月4日

          毎朝お弁当を作り、朝食はスムージー(ゴーヤ・リンゴ・人参・バナナ・はちみつ・豆乳)洗濯をしてかたずけて、夫に「薬をのんだ?」と確認して、今日の料理教室の準備をして、明日の料理教室の準備のためのレシピ等をもって出かける。 夫を9時までにタンポポハウスに乗せていかないといけない。帰りも15時に迎えに行かないといけないので、今日はどうしても時間が合わないのでバスで最寄りのバス停まで帰ってもらった。楽しく帰れたそうで安心した。

          若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日10月4日