若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日記8月30日

朝「もうタンポポに行かない」という。のにしばらくして、ひとりで準備を始める。ジャージとTシャツを着て、Gパン・ポロシャツをそろえ、タオル・水・首を冷やすアイスノンなどをリュックに入れる。
みんなが頼んでいるお弁当は美味しくないようなので、毎日私がお弁当を
作るようになった。金曜日にお弁当箱をかたずけようとしたのに、うまく蓋ができなかったようで、近くにいた女の子が「先生してあげようか?」と言って蓋をしてくれたそうだ。
今日は帰りはスーパーで待ち合わせることにした。私が迎えに行くのは嫌なようで自分で運転していきたいと言う。みんなに私に車でお迎えに来てもらうのがかっこ悪いと思っているようなので、「スーパーまで有酸素運動と思って歩いてきてね」と約束する。
4時にスーパーに行っても夫はいないので、待ち合わせのことを忘れたのかと思って、タンポポハウスに行く。職員の方が「スーパーで待ち合わせしていると言って出ましたよ」と言われたので、行ってみたら、待っていた。
「暑くて、こんな重い荷物を持って歩くのは嫌だった。みんながあの男何しよんと言う目でみよった」とグチグチ言う。

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