若年アルツハイマーを限りなくたのしんでで生きる夫の日9月21日
朝食後「声をだして読みたい日本語を読んで」というと本を持ってきてブツブツ読みながら、「いい文章だなー」と感心しながら読む。
タンポポハウスに行くとき私に「ゆっくり走ってよ、ゆっくり走ってよ、危ない、危ない」と何度も言う。
算数をする。「52-8やけにー2からはひけんから12から8ひくということは、なんぼやー 12から2ひくと・・・わからん10から8ひいて2.えー4。44-8はどうすればいいん。わからん。4から8はひけんから14から8を引けばいいんやから。14から8を引くん?いっぺんに44から8を引けばいいわけかーわからん。ダブルわからん14から8を引くと、わからんわー。」「10から8を引くんでしょ」「小学校の時どうしとったんやろー」「まずは10から8引いて2」「わからん」「4がはじめからあるから足すの」「なんで足すんわからん?」「答えは1のくらいがどうなったん」「1の位が2+4で6だよ」「そんで10の位がわからん」「40から10借りたから30だよ。「なんでそうなるん?」「なんでとか考えないで計算したらいいの」「うん、40-10は30で・・答えはわからん」
時計を書く練習をする。時計はだいたい書けるようになる。
立体を書くのは「こんなん書いとったことがあるん。わからん わからん 頭痛くなる いかん 眠たい」といいつつ声を出して読みたい日本語はもう少し読む。
「いかん 眠たい」