#次元を超えた想いを綴る まとめ（最終更新2024.2.10）
みなさんこんにちは。
入海七水です。
この記事は、Twitterハッシュタグ「次元を超えた想いを綴る」に投稿した詩画像のまとめとなっています。
随時更新の予定なので、タイトルの日付が変わったなと思ったらたまに見に来ていただけたら嬉しいです。
ついでに、蛇足ながらどういう意図で書いたかとか、こぼれ話、没案も書いておきます。
あなたが私の呼吸を奪うの
これは数年前からずっと「私は彼らの存在に活力をもらい生かされているのに、けれども彼らの恋心によって息ができないほど苦しむ」という念がありました。
それを夢女子仲間に話したところ、この言い回しを非常に気に入ってもらいました。
ギリギリまで「あなたなしで動かない心臓と、あなたのせいで止まる息」と悩んでいました。
私以外に与えないでね
君のおかげで勝てるのは
私一人で充分でしょう
これはツイート時にも「ゲーマーな夢女子」と書いた通り、ゲームをしていた時が発端です。
私たちはゲームをしていると、時折「HP1でぎりぎりクリティカル出して勝った！」「ずっと使ってたキャラで○○ランクまで到達した！」などとドラマティックな出来事に遭遇します。
けど、ゲームの登場人物の彼らは、他のプレイヤーにも使われていて、他のプレイヤーたちの感動的な勝利に登場する……、という事実への嫉妬心を書いてみました。
などと解説する必要もなく非常に明白かとは思いますが……というか基本的に私の詩はかなり直球だと思いますが……。
凍てつく世界を感じる前に 穏やかなムスクを抱いて眠ろう
瓶の底が見えてしまう前に 命を絶ってしまおうか
あのベルガモットを忘れるくらいなら
これは「サービス終了したゲームのコラボ香水を温存する夢女子」です。
この香りをいつでも嗅げると思わないと生きていける気がしない、仮に香水が劣化してしまうとしても忘れたくないから使いたくない、という信条です。
思い出したくなかったよ
空白が、あなたの欠けた世界が
想像だけでも吐きそうになる
瓶の底が見えずにいれば
私はひとりぽっちでも大丈夫なの
薄桃のメニスカス揺らぐ海が
いつまでも豊かであればいい
きっと私の天国には
あなたの香りが満ちている
上の続編で「コラボ香水を温存しようとしていたのにうっかり嗅いでしまった夢女子」です。
嗅いでしまって、とてつもない安らぎを得てしまったがゆえに、この安らぎが得られなくなる日があると思うとどうしようもなく不安になったということです。
最後の「きっと私の天国にはあなたの香りが満ちている」は、不安になったその時、心からそう確信しました。
メニスカスは化学の用語で、コップの淵とかに盛り上がってついているアレです。香水瓶の内壁に溜まった液体の淵が盛り上がっているので、ああメニスカスだなと思って入れました。
「別の星在住の推しがいる夢女子」です。
SF世界観なので、相手はいま私たちが見ている太陽系にすら住んでいない、そもそも月がないかもしれない。
そっちで夜景を見たらどんな気持ちになるんだろう、彼も同じ月を見たりするのだろうか、という純粋な疑問が湧いた時の詩です。
添付したもう一枚は、ちょっと迷った背景画像のものです。
でも月だと直球すぎるし、彼を思い出す光景はこうしたビル群のほうが近いかもしれない、といった気持ちで夜景のほうの画像を選びました。
これは実体験をただ書いただけです。
理性を欠いた夢のなかだろうと、窮地には彼を一番に思い出すのだな、という感慨を込めて書きました。
これも実体験です。
一時期体調を崩してしまい、めまいで起き上がれなくなりました。
枕から少し頭を浮かせるだけでぐらぐらと世界が揺れて気持ち悪くて、非常に困惑しました。
でもその間、彼の抱き枕（おあつらえ向きだった絵柄のバスタオルを大きな枕に巻き付けたもの）とぬいぐるみを抱きかかえていたら、なんだか心穏やかに過ごせました。
こんなに苦しい中でも生きていかなければいけない私ですが、それでも彼がいたら生きていけると思えたので、そんな気持ちをそのまま書きました。
私のことを大切に思っている彼なら、私が傷ついたり自ら命を断ったりしてしまったら、それを嘆くと思いました。
結局、私はどれだけ辛いことがあっても彼に生かされて救われた人間なわけで、そうなると、私が彼に、「私を愛して、私の幸せを願って私の命を救った」恩を返すとすれば、幸福という義務を果たすことだと思ったわけです。
みなさんは没のなかで好きなものとかありましたか？
ありましたらTwitterのシェアやコメントで教えていただけたら嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？