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続き書くの忘れてたよ、誰かと住む旅2回目のカナダ編、「完結」

こんにちは、
「誰かと住む旅」続編です、記憶の彼方へ忘れて前回の記事より一年たちました。
地元宮崎を23歳で出て、バンクーバー、島根、淡路に移り住み、どこに行っても誰かと住んでましたよ〜というお話でした。
今回は2回目のカナダから今に至る話、完結したいと思いますw

さて、1回目のカナダから帰国、出稼ぎして無事にお金を貯め2回目のカナダにやってきました。
2回目はビジタービザ、ビジタービザでは6ヶ月滞在できます。ビザが切れる前、現地のイミグレーションで手続きをすれば6ヶ月延長でき、計一年は滞在できます。
(今の制度はわからないので、都度調べてくださいね)

特に用事があったわけではないけれど、7月1日カナダデーに合わせてカナダバンクーバーへ。カナダデーは顔にペイントしたり、花火が上がったりお祭り騒ぎだから好きなのです。
夏のカナダは最高で夜22時位まで明るいし、そんなに暑くない、当時は8月毎週末に花火が上がり、遅くまで堂々と遊べるから楽しくてしょうがなかった。
ちなみに冬は16時には真っ暗、ずっと曇り(外が暗くても遊んでたけれども)スキー場近いから午後から思いつきでスノボに行けるし、そんなに寒くないし、雰囲気がしっとりして好き。

家は、カナダ1回目(ワーホリ)の時のルームメイトの家に1ヶ月程お世話になりました。1回目の時に出会った友達は、それぞれワークビザ、移民ビザ、学生ビザを取ってそれぞれの道を歩んでました。出会った時はワーホリビザだったけれど進化してました。

1ヶ月程居候しながら、住む家探し。
スマホは無くネットも進化してなかったので、フリーペーパーや日本人向けの新聞を見て、電話してアポとってとアナログ。
怪しい場所の怪しい家を見に行ったりして数軒目、ここに住む!と直感で選んだのは台湾人オーナーの日本人向けの家でした。

台湾人オーナーはおそらく富豪で、夏はカナダ冬は台湾と二拠点生活をしてました。
そこは家というかアパート一棟。一階はシンガポールレストラン、2階は居住区でカナダ風にいうと、2ベットルームの部屋が3部屋、1部屋は3ベットルームだったかな?
日本風にいうと2LDKが3部屋。各部屋独立はしてるけど中扉でつながっていて、各部屋キッチンとお風呂は1つずつ有り共有。キッチン道具や家具、電化製品など備え付け。身一つで暮らせます。
オーナーの気持ちでお米、調味料は食べ放題。
(オーナーは犠牲すると言っていた。おまけのことを台湾では犠牲と言うらしい)
(鍋を真っ黒に焦がして、めちゃ怒られたw)

台湾人夫妻のメインの広め2LDKの「部屋じゃないけど無理やり部屋にしました、物置ではないけれど部屋というには小さすぎる部屋」に住まわせてもらいました。(家賃は格安)
窓は無く電気つけないと真っ暗、簡易的な部屋にマットレス(他の部屋はベッドはありました)
部屋っぽくない部屋を一目で気に入り住み始めました。
私の部屋はオーナーのベットルームがある部屋だったので共有部分はかなり豪華でラッキーでした。

ご存知ですか?朝日も入らない真っ暗な部屋って爆睡できます。

トータルで6ベットルームあったので、常に6人はルームメイト(というのか?)いて、賑やかで楽しかった。
入れ替わり立ち替わり、記憶してるだけでも10人以上は一緒に住んだ。それぞれ友達や彼(ほんとはダメ)を連れてきて、記憶の中で誰が住人で誰が外部の人かわからないくらい、みんな仲良しでした。

私が引っ越したのは秋で、オーナーは冬になると台湾に帰っていったから、オーナーいない間はほぼ毎日パーティで、1ドルショップでおもちゃを買ってきて騒いだり、ストリートダンスしようとみんなで練習したり、恋バナしたり、みんな個性的で面白かった。

この時に出会った5人は未だに友達で、やりとりしている。

台湾人オーナーは健康の為にとパクチーを毎日食べたり、豆乳飲んだり、鶏ガラからスープストックを作ったり台湾の人の生活が垣間見れて面白かった。サクサクのネギパイを良く作ってくれて、今も食べたいんだけど、日本では中々出会わない。オーナーはチャイニーズピザと言っていたが違うと思う。
ソーメン炒めたのも良く作ってくれたなぁ。

これまで色んなところで色んな人と一緒に住んだけれど、思い出すのは一緒にご飯作ってみんなで食べた思い出ばかり。

今も何げに居候の身だから、家で大勢でご飯を食べるということは減ったけれど、私の人生は、思い起こせば大勢でご飯を食べた良い思い出がいっぱい溢れているなぁ、ありがたいことです。

いま一緒に住んでるのはカナダの時のルームメイト。帰国するタイミングが同じで、空き家があるけど一緒に住む?と声を掛けてもらったのがきっかけ。それ以来20年は一緒に住んでるから家族同然です。

ルームメイトはこれからも助けてあって一緒に住み続けることでしょう。
次は私が家を買って逆に居候してもらうw

さてこの辺りで完結にします。
気づくと長文、お読みくださりありがとうございました!

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