KLWPの位置指定とグループ化
KLWPの位置指定は基準となる
・左上、上、右上
・左中央、中央、右中央
・左下、下、右下
の9ヵ所があります。
この基準位置は、パーツだけでなくコンポーネントやグループの位置もすぐに変えられて便利ですが、あまり考えずにパーツ配置をしていくと、ふとした時に位置が崩れてしまいおかしくなってしまいます。
たとえば、基準位置がバラバラのパーツをコピーをして、グループ化(重ねる)をすると
このようになってしまいます。
グループ毎にも基準位置をして指定できるようになっているので、グループ全体のサイズに対して、パーツの配置をしているためです。
グループ化(重ねる)での表示崩れ解決方法は、グループ内に基準となる範囲サイズのオブジェクトを置くことです。
例えば、全面表示での位置指定を崩したくない場合は
幅:
$si(rwidth)$
高さ:
$si(rheight)$
にした長方形を、塗り色を#00FFFFFF にしてグループ内におきます。
長方形の高さを半分の
$si(rheight)/2$
としてグループの位置を上に配置すると
このように表示されます。
グループ化(重ねる)は、アイコンのような画像を配置したものをまとめておくのに便利です。
また、上のグループ化(重ねる)の他に、グループ化(並べる)があります。
こちらは、パーツ毎の基準位置がありません。
もし、基準位置指定のあるパーツをコピーをしてきた場合でも、基準位置は消され、重ならないように順に並べてくれます。
同じ内容のものを、グループ(並べる)で中央に配置した時はこのようになります。
パーツ毎の位置は
左、右、上、下
の余白指定で、数値は整数だけになっています。
例えば、グループ(並べる)で一番上のパーツ(左上)の位置を上げたい場合は、下の余白を指定します。
この時、グループ化しているので全体的には、他のパーツの位置も変わります。
グループ化(並べる)は、情報を順に並べてまとめておくのに便利です。