那須川天心をノックアウト!! 堀口恭司の戦略はこうだ!!!
世紀のビッグマッチが、いよいよ迫ってきましたね!
でもまぁ、普通に考えたら天心選手の圧勝でしょう。
なんせキックルールでやるんだから。
けど、堀口選手は絶対勝てるオイシイ試合
と踏んで試合を望んだ訳で、
確固たる自信の裏付けがあるわけです。
しかも堀口選手は完全決着を望んでおり、
ルールもラウンド制に拘らない
姿勢を見せています。
15分1本勝負って何やねん?!
プロレスか!
私は、まず、これが臭いと思うのです。
絶対、短期決戦で勝負しかけてきますよ!
キックボクシング史上最高の天才、
天心選手にあつかましくも自分のパンチが
当たると思っているのです。
なぜ、堀口選手はそんなアホな夢が
見れるのでしょうか?
堀口選手のインタビューなどを拝見して
感じるのは、対戦相手をよく研究し、
絶対に勝てる戦略を持って
試合に挑む頭の良さです。
こんな人は、キザ〇モンみたいに
大口たたいたあげく、無様に負けて
自分の商品価値を落とす
試合は絶対にしませんわ。
それでは、無責任を承知で私が考える、
堀口選手の戦略を述べさせてもらいます。
その前に
彼はね、、、実は左利きのクセに
オーソドックス主体で構えているの。
普通の人と真逆なんです。
えっ?!嘘つけって?!
でも気にせず続けます。
こう考える根拠となるのは、試合の
宣材写真などで見られる堀口選手の
姿勢にあります。
もぅ頭がね、スゴイ勢いで左に
寄ってるんですよ。
胸の胸鎖関節からおヘソを体幹部の
正中線と考えると、その異様な
姿勢の崩れ方がわかります。
(トップ写真を見てね)
数ミリの身体のズレがパフォーマンスに
大きく影響します。
アスリートとしては致命的と思われる位の
姿勢の崩れ方です。
この姿勢ならパンチは左、キックなら
右しか素早く正確に打てません。
重い頭が左に寄った状態では、
左の股関節がロックされますので
右ストレートの伸びがでず、
キックを蹴る際も、左脚をスッと
上げることが大変なのは、
ご理解頂けるでしょう。
ただし、この頭が左に寄った姿勢には
スゴい利点もあるんです!!!
普通にオーソドックスに構えた時と
体を開いた時との頭の位置が
大きく変わるのです。
わかりやすく言うと、相手の打つ
右パンチに対して体を開いただけで、
サウスポーの天心選手が次のパンチを
出せない右体側にウィービング
出来てしまうのです。
そのまま自分の右手を出したら
カウンターが打ててしまうのですよ!!!
相手が前に出る勢いもあるので
パンチの伸びが足りなくても
大丈夫なんですね。
それ以外の右パンチや左のキックは、
伝統空手独特の前屈立ちでの踏み込みや、
身体の傾け方で威力を出しているのでしょう。
ファイトスタイルが超変則になるのも納得です。
腕組みしている写真も左腕が上になって
組まれているので、宣材写真が
リバースしてない限り、堀口選手が
左利きなのは間違いないでしょう。
天心選手も結構、頭が左に寄っていますが、
彼が左利きでサウスポーで構えるのは
周知の事実なので、ここでは
これ以上触れません。
堀口選手は、開始早々から出入りの速い
ステップを用い、天心選手の打撃の
当たらない遠間からの左右の追い突き
(前足で踏み込んで前手で打つ)で
試合を組み立てるでしょう。
前半、堀口選手との距離感が掴めない天心選手。
キックの土俵での膠着試合はメンツに係ります。
シビレを切らした彼は、堀口選手の右追い突きに
合わせてパンチを放つも、カウンター狙いの
堀口選手が、アゴ先に精度の高い左フックを叩き込む!
または、
故意に距離を詰めて天心選手の打ち気を誘い、
彼の右のパンチに、前述のような頭の位置が
変わるトリックを用いて、カウンターの右から
返しの左フックを打つ!
コレら以外で堀口選手のKO勝ちしている
姿は想像できないですね。
そもそも、各々土壌が違うのですから
KO決着を狙うなら一発勝負しかないと思います。
天心選手は、相手の攻撃に見事に
カウンターを合わせることができますが、
こういった戦略で来られると、
目が慣れるまでに何発かは
被弾するかもしれません。
まぁ、天心選手サイドが、堀口選手の
特徴的な体つきに気づいていない場合に
限りますが。。。
堀口選手についての目付ポイントは
他にも色々ありますが割愛して、
少し気になる所を述べてみます。
普通、これだけ頭が左に寄れば、
人体の構造上、つられて左肩も
上がるのですが、そうは見えませんね~
格闘家がアイソレーションしているのか?!
この頭の位置を相手に見せつけることで
左手・左脚での頭部への攻撃を誘っているのか?
こんな所にまで、騙しのエサを
撒いているのなら
君はホントに恐ろしい。。。
でもまぁ、本物の武道家は騙し打ちと
不意打ちが基本と申しますがね。
試合展開予想に戻ります。
堀口選手は、前半パンチでダウンが
取れなければ、その後は無理せず、
無尽蔵のスタミナを使って
ポイント狙いのアウトボクシングに徹し
タイムアップを狙うと予想します。
超ロングの間合いから飛び込んでくる
堀口選手にタッチ&ランされたら、
天心選手でも捉えきれないでしょう。
天心選手は、ロッタン戦でもそうだったけど
後半ガス欠しそうですしね。。。
堀口選手は、天心選手相手に
足を止めてインファイトで
打ち合いするリスクは
犯さないと思いますね。
相手の土俵で戦って
ドロー以上なら万々歳でしょう。
色々と勝手なことを書きましたが、
私のような会場に見にも行けない
末端のファンが、
妄想をかきたて
楽しめるカードを提供して下さった
RIZINスタッフおよび、
両選手に
感謝しつつ筆を置かせて頂きます。
ご支援賜れば、とても喜びます。 そして、どんどん創作するでしょう。たぶn