副業1年で発生した取引と勘定科目の一覧
こんな人向け
・伝票入力する際の勘定科目に迷うことが多い人
・月末のBSやPLを見ると現金や預金の残高が合わない人
※僕は会計ソフトにfreeeを利用しています。
摘要をどうするか?
領収書がセットなので、詳細は領収書を見れば確認できます。伝票に登録しておいた場合、後で「これ何に使ったっけ?」と振り返りをした時に少し見やすくなる程度です。(そもそも振り返りしない気もしますが。)
ですので、あまり気にせずにメモ欄として使うくらいのスタンスで良いと思います。
本を買った時にタイトルを入れるや携帯料金の按分式を入れるなどでしょうか。自分の為になるメモを残す場所として利用してください。
事業主貸/事業主借をどう使っているか
基本的に現金は使っていません。というのも、副業なので利益は基本的に自身の収入にしていますし、何か支出がある場合も、特に本業と財布を分けて管理はしていないからです。
その為、ほとんど全ての取引は事業主貸/事業主借で入力しています。唯一、お取引先からの入金だけは預金として受けていますが、それもすぐに同額を事業主貸として出金しています。
僕はfreeeを利用していますが、レポート>その他レポート>試算表で以下を確認して取引登録もれが無いかをチェックしています。
預金残高:0
事業主貸/借があるか
費用の登録もれが無いか
売上系の取引
売上についてはパターンは一つだけですし、請求書を作成すれば自動で仕訳も登録されます。気をつけている事は、売上日や請求日を月末にするのを忘れない点くらいです。
・売上発生時の仕訳
売掛金/売上
入金時の取引
入金時ですが、預金口座から連携していればそこから登録すれば、自動で仕訳も登録されます。あるいは、取引一覧から未決済の売上伝票を選択して登録する方法もあります。
まずは、入金伝票を登録した後、事業主貸で全て出金しています。
・入金時の仕訳
預金/売掛金
・事業主貸で出金の仕訳
事業主貸/預金
出金時の取引
ここが、色々な取引をどの勘定科目で登録するか悩むところでしょうか。今まで発生したパターンを記載していきます。なお、相手勘定は事業主借で統一しています。
・携帯電話代を支払った (類似例:ポケットwifi代、宅急便の配達代 etc)
通信費/事業主借
・Office365を買った (類似例:freee、Zoom etc)
消耗品費/事業主借
・携帯の充電ケーブルを買った (類似例:PCのケーブル etc)
消耗品費/事業主借
※備品の方が良いかもしれませんが、僕はよく紛失するので
消耗品費で登録しています。
事務用品費などの科目もありますが、消耗品で統一してます。
・東京出張などの交通費 (類似例:仕事に使った車のガソリン代 etc)
旅費交通費/事業主借
※先方に請求する前提の交通費等については、一旦旅費交通費で
支払いをした上で、売上請求時に売上と一緒に請求してます。
立替金なる科目もありますが、きっちりと使いこなす(税額とか)の
がややこしかったので、使うのは止めてます。
・本を買った
新聞図書費/事業主借
・診断士の講習参加 (類似例:有料のセミナー etc)
研修費/事業主借
・振込支払時の手数料
支払手数料/事業主借
・家賃の家事按分
地代家賃/事業主借
・TimeTicketで壁打ちやヒアリング (類似例:Lancersでの軽めの依頼 etc)
会議費/事業主借
※売上に直接関連付けできる場合は、外注費でも良いかも。
・Lancersでがっつり委託
外注費/事業主借
・取引先との喫茶店打ち合わせ
会議費/事業主借
・取引先への手土産、会食
交際費/事業主借
PCなどの固定資産を買った場合
・PCを買った(〜10万円)
消耗品費/事業主借
・PCを買った(10万円〜20万円)
工具器具備品/事業主借
※固定資産台帳に登録され、一括償却資産として3年間で償却
・PCを買った(20万円〜30万円)
工具器具備品/事業主借
※固定資産台帳に登録され、毎年償却費(PCの場合4年)が発生します。
・PCを買った(青色申告者のみ特例:10万円〜30万円。年間300万まで)
一括償却資産/事業主借
※固定資産台帳に登録されますが、特例により一括で費用計上されます。
もちろん、通常通り工具器具備品として管理して、償却費を何年かに分けて発生させることもできます。
こんなとこでしょうか。
我ながら、そんなに種類がなかったのでnoteにするほどでは無かったかもと反省してます。。。