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レビュー/コラム

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映画,音楽,漫画,小説などのレビュー/コラムまとめ
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記事一覧

星野源は何を見つけ、何に驚いたのか。『Eureka』掌レビュー

星野源の新曲『Eureka』を聴くと、肩の力が抜ける。同時に、何かに気づく。何に気づいたのかは…

安藤エヌ
2週間前
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藤井風の楽曲に吹く”風”たち

※この記事は以前メディアに掲載いただいていたもの(現在は閲覧不可)を再掲、一部加筆修正して…

安藤エヌ
3週間前
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星野源とヒグチアイの音楽から考える、現代における他者との関係‬

それぞれの姓を変えずに結婚できる選択的夫婦別姓。日本ではまだ法制化されておらず 、女性の…

安藤エヌ
3週間前
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『ミッドナイトスワン』燦然とした母性という愛の形を、凪沙の静かな涙に見る

このレビューを書くために喫茶店へ向かう間、西の柔らかい斜光の中で歩く何組もの親子連れを見…

安藤エヌ
4か月前
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藤井風が歌う「人生」について考える~日産ライブの余韻に浸りながら

藤井風日産スタジアムライブ「Feelin'go(o)d」からもう少しで1か月が経とうとしている。徐々に…

安藤エヌ
5か月前
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人生そのものを「Feelin'go(o)d」に。藤井風日産スタジアムライブレポ

このたび、私は友人と一緒に藤井風日産スタジアムライブ「Feelin'go(o)d」初日に参加した。チ…

安藤エヌ
5か月前
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生きる重み、命の重きを描く『竜送りのイサギ』レビュー

「………あのさ 今からでも逃げちゃわない…?」 ああ、なんて瞳(め)をしているんだ、と思った。 竜が棲む、罪人がその命を終わらせるための地、陵獄島。 罪を背負った者たちの首を断つために誂えられた首打役、櫛灘イサギ。首斬りの達人という意味合いを込め「斬聖」と呼ばれる彼はまだ少年で、幼さの拭えない顔立ちにはどこか「諦観」の憂いが滲む。 何を隠そう、私は星野真著『竜送りのイサギ』を読んでから彼、イサギに王道少年漫画の主人公に覚える胸のときめき、燃えるような隆々たる感動を感じざ

『グッド・オーメンズ』シーズン2で悪魔に恋してしまった人間の願いごと

悪魔に恋をしてしまった。 天使と悪魔がやいのやいのしながら、時に世界そのものを救ったり優…

安藤エヌ
1年前
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愛してるーヨルシカ『春泥棒』で思い出した、どうしようもなく淋しい季節

その時、生まれて初めてこの光景を言葉にするのが「億劫」だと思った。 一面に桜が咲き、老い…

安藤エヌ
3年前
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欅坂46『黒い羊』を聴いて、夜明けにフィルム24枚を使い切った話。

夜明け。 私はシャワーに打たれていた。 叫び出したい気持ちになっていたのはとっくだったけれ…

安藤エヌ
6年前
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菅田将暉 feat.あいみょんの『キスだけで』と、男と女 - 愛の自由を囁いてくれた、ふ…

性別の枠がない人に惹かれる。もしくは、自分の本来有した性別と逆の性別が抱く魅力を、香水の…

安藤エヌ
5年前
8

反復と光と感情、生きるためのさよなら-サカナクション『さよならはエモーション』MV…

〝さよなら〟という言葉に、私たちは一体どんな光景を想像するだろう。 多くの人にとって、日…

安藤エヌ
5年前
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