【生徒募集】スカイプ家庭教師やります!
ということなんですが、DMでいちいち対応するのも面倒なので、note書きます。
最初に断っておくと、みなさんが一番気になる…
「ずっとE判定」から「ずっとA判定」の間に一体何があったのか!?
という質問に対しては、
「過去問演習をした」
というめちゃくちゃありきたりな答えしか用意されていません。
実際、その通りだったのですから。
しかし、過去問演習なんて、誰でもやっているはず。私に限って、どうして直前の1〜2ヶ月で急激に得点力を伸ばす結果となったのか。
今回は、その点を深堀りしてみたいと思います。
1 ポテンシャルを上げる勉強
私は、現役最後の東大模試でE判定の成績から、本番の試験では合格最低点 +10の得点を出しました。この間やったことの中で変わったことといえば、過去問演習くらいです。敗因は数学だと確信していた(実際は面接落ち)ので、春には数学を徹底強化して、次の東大模試までにはA判定を出しました。つまり、E判定からA判定への飛躍の原因として考えられるのは、
① 過去問演習
② 数学の徹底強化
この2つだということです。
しかし、この2つ。実にありふれたことだと思いませんか? 過去問演習は誰でもするだろうし、数学を集中的に鍛えよう!と思って短期間のうちに数学の勉強に打ち込む人は大勢いると思います。しかし、それでも伸び悩む、というのが普通でしょう。つまり、表面だけを見ていては、この異常な得点力の増加を説明することはできません。
結論から言うと、私はおそらく、ポテンシャル(潜在的な得点力)を上げる勉強をしていたのだと思います。つまり、潜在的には東大模試でA判定をとれるくらいの力はすでにあった。それを、過去問演習で得点力に変えた。また、春に数学の勉強に没頭することで、もともとあった数学への理解を得点力に変換することで、爆上げした。そう説明するしかなさそうです。
つまり、E判定からA判定に変わったその間の勉強ではなく、それまでの勉強法に秘密があるということになります。当時は自覚がありませんでしたが、人を教えるようになって自分の勉強法と比較してみると、いくつか気づくことがあります。
それは、多くの受験生は、本質が見えていないということです。あるいは、見ようともしていない。表面をなぞるような勉強しかしていません。
私は高校2年生のときのある事件(この詳細についてはここでは割愛します)以来、「論理的な把握(=理解)」ということに異常にこだわるようになりました。それは、簡単に言えば、「わかったつもりにならない」ということです。
極端な例を挙げます。数学で、満点がもらえる答案が書ける人がいたとします。その人に、答案に含まれる文章のひとつひとつについて、「どうしてこう書かなければならないのか」「他の書き方は可能か」について質問したとします。私の経験上、この質問に対して正確に答えられる人は皆無です。(なぜなら、およそどのような授業を見ても、これらの問いを意識した授業をする教師自体が皆無だからです。)
ところが、私はできます。「わかったつもり」を嫌い、「真の理解」を目指し続けた結果、A判定を連発するような揺るぎない得点力の素地となるポテンシャルが育まれた、というわけです。
2 目標の達成を信じて疑わないこと
さらに、本質を見てみます。ポテンシャルを上げる勉強と言っても、手がかりが「わかったつもりにならない」だけでは、多くの人にとっては、雲を掴むような話かもしれません。そもそも私がどうしてそこまで「真の理解」にこだわるようになったのかといえば、先述の「事件」のおかげなのですが、その事件というのは、簡単に言えば、あるクラスメイトが、その場にいた人たちに対して、「お前ら、同値性(数学におけるひとつの重要な概念)わかってねえ」と言い放ったという事件でした。事件が起こったのは偶然なので、それをコントロールすることはできないでしょう。しかし、その場にいた人たちの中で、その発言が響いたのは、おそらく私だけです。そこにヒントがあります。
私はもともと、学問的に正統な理解ということにこだわりはありませんでした。とにかく一番がとりたい。そのために努力する、という人間でした。しかし、この事件以来、私は「真の理解」にこだわるようになりました。その結果、ポテンシャルが上がり、E判定から過去問演習だけで合格最低点を上回る点数を出し、1浪の東大模試ではずっとA判定という成績を残しました。
「事件」が心に響いた私と、響かなかった他の人たち。一体何が違ったのでしょうか。それは、「アンテナ」です。
私には夢がありました。「万能人になりたい」という夢です。目標は、レオナルド・ダ・ヴィンチでした。なんでもできる、人間知性の権化のような存在になりたかった。理IIIを目指した理由もそれです。理I, IIならいざしらず、理IIIに合格するためには苦手教科などあってはならない。そういう厳しい条件と、受かった場合の栄光のイメージが、私をやる気にさせたのでしょう。
夢を叶えるためには何がなんでも理IIIに受からなければならない。そう思った私にとって、「理III合格」は、目指すところではなく、未来の決定事項でした。実際、現役時、不合格だとわかったときは、呆然としたものです。悔しいとかいう感情はなくて、ひたすら「????」でした。決定事項だったのですから。
高2の段階ではすでに理III志望だったため、先の友人の謎めいた発言が心に引っかかったのでしょう。つまり、ふつうだったら気づけない、自分の外側にある世界を予感できたのは、万能人になりたい、そのためには理IIIに入らなければならないという、揺るぎない願望があったからでした。
要は、気持ちの問題ということです。結局、最後はそこへ行き着く。普段の勉強もそうだし、本番で実力を発揮できるかどうか、それも同じことです。覚悟と決意が為されているか。意志あるところに道あり、です。
それでは、具体的な勉強法はどうするのか? 当然、そう思う人は多いと思います。
3 正しい勉強法は潜在意識がすでに知っている
巷には勉強法の本が溢れかえっていますし、ツイッターなどをしていると、色んな人が色んな勉強法を提唱しています。ところが、昔はそうでもありませんでした。ツイッターはなかったし、勉強法といえば和田秀樹一強だったような気がします。今は、明らかに情報過多です。店に並んでいる参考書自体も多い。選択肢が多すぎて、受験生は迷いやすい時代だと思います。
しかし、勉強法に迷っている間、あなたは勉強をしていません。これは残酷な事実です。
勉強法で悩むことほど無駄な時間の使い方はないと思います。しかし、参考書や勉強法が山ほど提示されている中で、どれが自分にとってベストなのか、そこで悩んでしまう気持ちは非常によく分かります。
しかし、恐らく、悩んでしまう人は、先ほど述べた「決意と覚悟」が不十分なのだと思います。なぜなら、もし決意と覚悟があれば、「自然と」正しい勉強法にたどりつくからです。これは本能であり直観であるため、分析はかえって邪魔になる可能性があります。あれこれ悩んでいる時間が無駄であることを考慮すると、やはり、勉強法の選択は本能的直観に任せてしまうのがベストだと思います。
間違った勉強法、良くない参考書のまま進めてしまっているのではないか、という不安は、あるでしょう。しかし、目標設定がしっかりしていて、未来の実現を確信していれば、潜在意識が勝手に修正してくれます。そういうものです。(潜在意識云々については、書店の自己啓発本コーナーにいけば、その手の本がいくらでもあります。)
4 まとめ
以上をまとめると、次の3点に集約されます。
①ポテンシャルを上げる勉強をすべき
②そのためには夢の実現を確信すること
③必要な軌道修正は潜在意識が勝手にやってくれる
いかがでしたか? 具体的な勉強法の記事は探せばいくらでもあるので、ここではあえて語りませんでした。だって、もう出尽くしていると思うから。(実は、これまでにない画期的な勉強法を独自に開発中です。未完成なので発表はできませんが。)
さて、タイトルにもあるように、これはスカイプ家庭教師の生徒募集の記事です。以上を読んで共感していただけたなら、私との相性は良いはずです。ぜひ、ツイッター(@nauta6974)にDMしてください。今回は2〜3名を募集しています。時給は5000円。先着順なので、気になるという方は早めにDM下さい。待ってます。
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