アラサーになっての壁
久々に文章を書きたいなとふと思って書いている。
27歳にもなり、「新しいフェーズに突入したんだな」と考えることが増えた。
10代や20代前半の時のように情熱で行動することが難しくなってきた。変に経験や知識が蓄積されてしまったことで、アクセルを踏むのが前ほど軽いことではなくなったし、後先や周囲の人への影響を考えてブレーキしてしまうことが増えた。これは知識がついたことや年齢を理由に、自分に言い訳をすることが上手になってしまったとも言えるのかもしれない。
僕は「若さを味方につけること」が上手だったのと思う。若いから許されるというのは自覚していて、それをずる賢く使ってきた気もする。「若いのに◯◯ができる」ということでハイパフォーマーと思われることも知っていた。幼少期から年上の人に可愛がられることが多く、それで得をしているなと自覚していた。妹がいるにも関わらず、年下と関わることへの苦手意識が強くて、居心地のいい関係の方に逃げていた。
でも、27歳にもなると可愛がられる側から可愛がる側に必然となっていく。これまでは相手の懐に入ることが有効策として機能していたけれど、逆に懐に入ってもらわないといけない。それがなんとも難しい。
話が少し逸れるが、僕には大学時代からの付き合いの大事な友人がいる。僕は彼が羨ましいと思うことが多い。彼は俗にいうイジられキャラで、よく年下からもいじられている。そんな彼に先日、「実はいじられたいし、いじられるお前が羨ましい」と打ち明けた。最初彼は「お前がそんなことを思っていたのか」と笑っていた。その後、「たしかにお前のキャラは年下からするとイジられにくそうだよな」と寄り添いながら言われた。
そうなのだ。僕はいじられにくいキャラなのだ。彼にも言われたし、自惚かもしれないが、デキる側の人間、器用な人間に見られてしまうことが多い。自分自身では神経質で臨機応変な対応が苦手だし、特段器用ではないと思っている。その自覚があるから、動揺するような状況に陥らないように前もって準備をしたり、報連相をこまめにしたりすることで不安要素を取り除くようにしている。それが結果として、親しくない人には器用で周囲が見える人間に見えるのだろう。こういった人間は尊敬の目を向けられたり、恐いように思われたりすることが多いのだろう。(非常にやり辛い!!話すトーンが落ち着いていて、低めのなのもあると言われるがそんなのは知らん!生まれ持ったなんだ。。。。。)
長々と書いたが、イジられる方が後輩や部下と接する上では楽そうだな、羨ましいなと思ってしまうことがあるという話だ。これからどうしていけばいいのかが分かったわけでもない。上司として部下に舐められてはいけない場面も多々あるから、なかなか難しい。(背中で見せて舐められないストイックな人間としてブランディングするというのもあるが、不器用な僕は疲れて爆発してしまいそうな気もする。)
駄文かもしれないが文章を書くこと自体は好きなので、今後も気ままに取り留めのないことを書こうと思う。