首長族の村で感じたこと|チェンマイ
もう1年ぐらい前になってしまうが、チェンマイに行った。
とても良かった。
コロナが明けてから、
香港、オランダ、ベルギー、イタリアに行っているが、その中では一番好き。
チェンマイの旅の目的の一つは首長族に会うことだった。
チェンマイ中心部からタクシーで30分。
Glabを使って行ったが、1500円ぐらいだったと思う。忘れた。
タクシーのおじちゃんは英語が話せなかったが、
翻訳アプリで一生懸命教えてくれた。
私も翻訳アプリに入っているタイ語を使って頑張って伝えた。
ネイティブな首長族の村は、チェンマイから車で1時間以上かかる
山奥にあるみたいだが、
私の行ったカレンビレッジは、観光客への見せ場ようにチェンマイからアクセスしやすい場所にあるようだ。
タクシーの中で読み込んだ地球の歩き方を片手にカレンビレッジ(首長族の村)に降り立った。
地球の歩き方には
「彼らの生活は、観光客がお土産を買って帰ることによって成り立っている」
と書かれていた。
見せ物にされている、かわいそう、などさまざまな意見もあるみたいだった。
写真でよく見る無表情の女性がたくさんいるのだろうか。ドキドキしながら中に入った。
と思っていたのに、
なんと入って一人目に愛嬌のある女の子に出会ってしまった。
笑顔を振りまいてキャッキャとはしゃいでいた。
なのに私がカメラを向けると澄ました顔で座ってしまう。
先へ進んでいくと、カレン族のいろんな生活が見えた。
赤ちゃんを抱えながら機織りをする人、
この村でずっと活躍しているんだと言っていたおばあちゃん(有名)、
終始無表情の小学生ぐらいの女の子。
彼女たちの文化や習わしを見せることによって
生計が立っていることは間違えない。
首輪を付けた女性たちと土産物の奥には、間違えなく彼女たちの生活が合った。
それが村で育った彼女たちの自然体なのだと思う。
見せ物に感じる人もいるかも知れないが、
こうして、伝統的な文化や暮らしを残した生活を見れるのはとても良いことだと思う。素直に美しいな、と感じた。
笑顔で出迎えてくれた彼女たちに最大の敬意をはらって、
3000円分ほどのお土産を買って帰った。
またいくね、チェンマイ。