振り切るということ
最近は雨ばかりで気が滅入りますね。
特にこの梅雨の季節には、過去の出来事を色々思い出して、物思いに耽ってしまいます。
振り切ること
まるで鎖のように。
過去やら気持ちやらにぐるぐると体中を巻かれている。その様はチェインメイルのごとし。
私は過去のことを割りと覚えている方だと思う。
そして、気にするタイプだ。
過去に好きになった人、振られた理由。
過去に喧嘩したこと、その理由。
嫌なことから楽しいことまで。
でも一度、明確に拒絶されると(言葉にされると)
スッ...と気持ちが静かになっていく。
私のことを好きじゃない人、興味がなくなった人をずっと好きでいることはとても辛いからだ。
好きという気持ちが過去になる。
最近、友人ともそういうことがあった。
私はしばらく悩んでしまった。
何かしただろうか?
距離感を見誤っただろうか?
割りと長い付き合いの友人だったので、正直いうとショックだった。
いつもだったら拒絶された途端、すっと気持ちが過去になるのに全然ならなかった。
もしかして、煙たがられていたのでは?
自分が思ったより相手は仲良くしたいとは思ってなかった?
あまつさえ、長年の相手の気持ちを疑ったりしてしまった。
つっこまないで、一度引くべきだっただろうか。
うじうじうだうだ悩んで、最終的に干渉しすぎたんだな。という結論に落ち着いた。
自分の中での結論がでても、結局は友人にきかない限り真実はわからない。
大人になって合わなくなること、
昔から気になっていたけど、成長するにつれてますます気になってきて、苦手になる。
割りとある。
それでも一緒に遊んだり、話したり、素敵なカフェにいったり。
楽しかった。楽しかったんだ。
彼女のなかではその記憶はあるだろうか。
あってもなくっても、最終的に苦しみに繋がるのならそっとしておくのがいいのかもしれない。
だから、まぁ合わなかったんだな。
しょうがないな。
そう思うことにした。
そうやって過去や縁から距離をおいて、自分の現在の時間を生きる。
過去やしがらみを
少しずつ振り切っていこうかな。
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