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 お客さんがね~ 💧💧

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 今年6月頃友達と目指す食事処がお休み「エ〜臨時休みだって、どうしょうか ? 」お昼ご飯にはとうの昔に過ぎた14時半、お腹ペコペコ「そうだわ、何時も通り過ぎて居るけどwwwの食事処に行って見ようか ?」
 
 意見はまとまり車で20分程走り15時過ぎに着いて、16時過ぎ迄そのお店のママさんと3人で楽しくお食事が出来た。
 第一印象は八千草薫似で、話し方もおしとやか、声のトーンも低め、八千草薫ぽい〜マスク😷して居るけど瞳が麗しい、ログハウスの雰囲気バッチリ、何故今まで通り過ぎていたのだろうと、私的に後悔ひとしきりで帰って来た。
 お願いした所、羊毛フェルトをひとつ返事で置いて貰う事になった。 

「私、物売るのが楽しいの」と言う

 そんな訳で月に2回程行く様になり、今では親友っぽくなっている。
 驚いた、年齢同じ誕生月同じ、そして聞いて見た。

「お店は何時からで、閉めるのは ? 」

「11時から15時で閉めるのよ」

 初めて来た日は15時過ぎ、お店閉める時間帯だったのね~と恐縮してしまった。

 そして最近、開店の時間帯に行き珈琲を一杯飲んで、その後で所用を済ませて帰宅は15時と決めていた。
 お会計しようとすると

「嫌なお客さんが来たから未だ帰らないで」

 と言うではありませんか ❢ 思わずひとつ返事で「いいわよ」と言ってしまった。
 
 そのお客様・・・男性二人、年の頃は60代、マッタリとした話し方、くぐもった声、煮えきらない仕草、濃い霧をまとった様な雰囲気、粘っこい感じが漂って来る。
 
「ありがとう、とても助かったわ、ある時あの二人にお裾分けしたのよ、するとね態度や話し方がコロッと変わったのよ、もうびっくり(・・;)して、それからあのお客さんが来ると(笑)ザワザワ〜となるのよ~」

 と言って感謝されてしまった。
 有り難いお客様、でも接客業は大変、ましてや御主人と二人で営んでいたが10年程前に御主人が癌で他界、それから女子一人で営んで、ママさん目当てに言い寄って来る方も結構いるという。
 矢張り女子一人は怖い事が多い、夜中に何か音がする度に ドキッ キョロキョロ、そして不安になっても我慢をして、私は平気よと今日を生きて行く。

      皆たくましくあれ

#エッセイ

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