みーまま

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最近の記事

食べることは人生

    • あなたが...suki

      いつも笑顔なあなたが好き                         明るくしてくれてありがとう 子供のようにはしゃぐあなたが好き                             一緒に楽しくなるよ いつも頑張ってるあなたが好き                                励みになるよ ゆったりしているあなたも好き                             思いっきり休んでね 髪の毛がないあなたが好き            

      • 広汎子宮全摘手術について〜私の実体験〜

         今回は私の手術の実体験を書いていこうと思います。これから同じような手術を受けられるかた、またはその家族ご友人に少しでもお役に立てれば嬉しいです。  さて、私のがんは子宮頸癌1B1期(腫瘍2センチ以内)でした。医師の話より、扁平上皮癌や腺癌であれば(病院によって)子宮温存が可能だったみたいです。が、私の癌は2〜5%の確率で出現する進行度が早く転移しやすい『小細胞癌』も含まれていたため、やむなく子宮全摘➕卵巣全摘➕リンパ節郭清を行いました。 手術後にでた症状 1、排尿障害 

        • 今日からココだ!!

          カードで自動扉を開け、懐かしい世界に入る。 (しずかだ・・・)白い壁、白い天井、白いカウンター、白いソファ……統一された世界。 ヴィーン この世界に足を踏み入れて初めて聞いた音だ。後ろで扉が閉まったらしい。世界が遮断された。 「すみませーーーん」 恐る恐る声を出す。いつもの声量でもこの世界には不釣り合いだ。 無言のまま看護師が顔を出し、今日から私の部屋になる場所まで案内してくれた。 ガタッ カバンを置く音まで響く。 ベットに腰をおろし、カーテンの隙間から見下

          2回目の抗ガン剤入院。今回は入院日数が少ないとはいえ、息子と離れるのはやはり寂しい。生きるために我慢。

          2回目の抗ガン剤入院。今回は入院日数が少ないとはいえ、息子と離れるのはやはり寂しい。生きるために我慢。

          親としてできること

          Ⅰワンオペ育児私の子供は本当に寝ない子だった。30分寝たのがながかったということが1年半ぐらいつづいた。 抱っこしながら子供を寝かしつけ、布団におろそうとするとなにかのスイッチがはいったかのように子供が目覚める。それが続くといい方法がないかと考えた。試行錯誤しあみだした方法は、私が横になりそのおなかの上で寝かせる。子供が寝た瞬間に、私も同時に寝る。これで少しは寝られるようになたものの、圧倒的に連続して寝る時間が少ない。疲れがとれないばかりか、初めての子育てでの戸惑い、話し相

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          ぼくがヒーローになった日

          ぼくのママは病気なんだって。だから病院にねんねするときもあるし、だっこもしてくれなくなったし、ママの髪の毛もなくなっちゃった。 でもね、ぼくはうれしいんだ。 パパもママも仲良くなったし、なんだかぼくのこと…いっぱいスキみたいだから! ママが入院しているときは、ぼくがパパのお手伝いをする。 「みー!ご飯の用意してー」 パパに言われてお箸の用意とお皿をテーブルにはこぶ。これはぼくのおしごとだからね。ママがいなくても大丈夫だよ。 「みー!洗濯物かたづけてー」 ご飯のあ

          ぼくがヒーローになった日

          今の状況を楽しむ

          私と夫との決定的な違いは考え方だ。 私がガンになってから夫は『たられば』をずっと考えて鬱々となっている。『俺がもっと検診をすすめていれば…』『俺がもっと協力的になって負担を減らしていれば…』考えても考えても答えがでないことをしている。 抗がん剤治療により、髪の毛が抜けてきた時も夫はなぜか私よりも悲しそうな顔をしていた。 私はというと、もちろん悲しかった。けど髪の毛の長い人なら一度は考えたことがあると思うが、『真夏に坊主にしたい』という思いが叶うことにワクワクしていた。そ

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          写真で旅行

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          私の血液はビールでできている!!

          私は酒豪だ。仕事終わりのビールは欠かさなかったし、休みの日は子供とでかけ、気がついたらお酒を片手にもち息子と乾杯をしている。また妊娠中のつらかったことを聞かれると決まって「お酒が飲めなかったこと」をあげるほどだ。お酒は私にとってなくてはならない存在なのだ。自分の体調なんか気にかけず、忙しく毎日を生きていた私の相棒なのだ。 体調がおかしいと思っても身体を休めていなかったのでいつかは病気になるだろうと思っていた。こんなに早くくるとは思わなかったが。 私のガンは厄介なことに希少

          私の血液はビールでできている!!

          当たり前の日常

          ガンになって周りの人にいろんな声をかけてもらうようになった。「みーママには今まで苦労かけて悪かったと思っている」「みーママが頑張っているのに私が幸せになんてなれない」「嬉しい報告(結婚などの)とかしても大丈夫?気を悪くしない?」などなど(冗談みたいなのもあるけど)…。夫にいたっては、過去の自分をせめて落ち込むという非常に悪循環にいたっている。 世間ではコロナによって『今までの当たり前』ができなくなったことに戸惑い、私はガンによってできなくなった『今までの当たり前』に戸惑って

          当たり前の日常

          生きるのは体力勝負

          『生きるのには体力が必要』治療を始めて何回も思うことだ。 治療を終え、お世話になった病院をでると、ありとあらゆる刺激がとびかう。入院中には会うことのなかった周囲の人の数や声、さまざまな種類の音、車が交差する道路。その中で神経を研ぎ澄ませ、必要な情報をとり生きているのだ。体力を奪うのには十分すぎるほどのものである。静かな病室に何日もいた私はあっという間に体力のなさに直面する。 私はもともと体力はあるほうだったと思う。産後3ヶ月目から仕事に復帰した。息子は夜泣きがひどく30分

          生きるのは体力勝負

          生きるご挨拶

          『ブログ』とはまたちがうnoteになんだか緊張しています。 はじめまして。夫と4歳息子一人の3人で暮らしている、みーままと申します。 2人目の妊活をはじめたと同時ぐらいに感じた違和感で受診した婦人科がん検診。結果は『子宮頸がん ステージ1B1期』。 さらに調べていくと、悪性度が高く症例が少ない希少ガンという。場所は違えど、スティーブ・ジョブズと同じ性格のガン。5年生存率は60%。 人生ではじめて『死』を考えました。『死』と向き合ううちに自分の人生のBESTを生きること

          生きるご挨拶