玉切り台を作ってみたら速攻で壊れた
薪を作る工程の1つに「玉切り」というのがあります。
1m程度に切られた幹、すなわち生木を薪ストーブに入る長さに切り揃える作業を玉切りといいます。
玉切りした幹を斧で割ることで、よくありそうな薪になります。
先日生木を貰い、ヒーヒー言いながら薪を置いている場所に運び込みました。
そんな日に実感するのが筋力と体力の低下。もう動きたくないと言わんばかりにヨロヨロと早めに布団に入ります。
頑張っただけあって次の作業に行くことができます。
数本玉切りをしたのですが、生木がとにかく重い。チェーンソーもそれなりの重さなので余計に腰が痛くなる。
チェーンソーを使っているので、腰が痛くなりすぎると注意力が散漫になってさらに危険。
ということで、玉切りをしやすくするための玉切り台を作ってみたいと思います。
長い生木を立ったままの姿勢で玉切りできるようにする台を玉切り台といいます。
色々な形状があるようですが、とりあえず簡単なものでいいので保管してある木材を使って作っていきます。
胴縁という15mm×45mm×2000mmの木材1本とちょっとを使います。
まずは30cm程度に6本切ります。
ど真ん中より少しずらした位置に印をして・・・
ビス止めします。
50cmちょっとの長さの木材を取り付けて、ハイ完成。
生木を乗せるとこんな感じ。
間隔の狭い部分をチェーンソーで切り落とします。
切断された生木の端はそのまま下に落ちます。
そうすることでチェーンソーの刃が切られた生木に挟まらなくなるので安全です。
そして、間隔の長い部分が40cm程度なので大雑把に45cm程度の長さで切り揃えていくことができるわけです。
切ってみるとこんな感じ。
よさげです。
本来はもっと大きくて2×4材で作られるようですが、階段風になっている個所で切断するためそんなに大きくなくても良いと思いこのサイズになりました。
まずは玉切り台がどんなもんなのか実際に使って知るためのお試しなので小型にしました。
そして3本くらい切ったところで崩壊しました。
早っ。
チェーンソーは下の刃が手前に来る形で動きます。
逆になる事もありますが、基本的には生木を切る時は上から下に切っていきます。
なので、生木を切っていると生木がチェーンソーに吸い寄せられるように力がかかってきます。
こんな小さな玉切り台ではその力に抗えなかったようです。
足で玉切り台を押さえていましたが、太めの生木では釘2本では耐えられずあっさりとバラバラに。
で、結局こうなりました。
直して使うのも面倒なので、切れてもいい木を下敷きにして玉切りをしていきました。
あとは、端材のような生木を薪ストーブに入る様に割っていきます。
Y字に太い枝が生えていた箇所は斧で割ろうとしても簡単に割れてくれません。
調べたところ、横から割るのが良いそうなのでパカパカ割っていきます。
が、しかし。
重い斧を使用しているので腰が・・・
あまり割ることができませんでしたが、今日のところはこれで終了。
これからジワジワと端材を割っていきます。
玉切りした生木はどのタイミングで薪割をするのがいいのか?
そんな論争があるそうです。
私的にしっくりくるのは、木は乾燥すると強度が増すらしいので乾燥する前に割ってしまった方がいいという論法です。どちらせよ大変なことに変わりはありません。
アメリカの諺には「薪は3度人を温めてくれる」という諺があるそうです。
木を切ったり薪を作る時に体が温まり、薪に火をくべて外から温まり、そして作られた料理で体の中から温めてくれる。
端折っていますが、そんな意味らしいです。
初めて知った時は、なかなか素敵な諺だなと思いました。
薪割をしていると確かに汗をかきますので体が温まります。
が、すぐに体力の限界が来ます。
腰が・・・
昔の人は生活するのも大変だったんだなとしみじみと思います。