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ドラマ『トップ・オブ・ザ・レイク 消えた少女』
イギリスBBC製作の2013年の刑事ドラマ。
ニュージーランドの片田舎が舞台。アジア系の12歳の少女が湖で入水自殺しようとしているところを発見され、救助される。その少女は妊娠しており、失踪する。この事件を担当している女性刑事の視点で自らの過去と向き合いながらストーリーが進んでゆく。
主に女性刑事の視点でこのドラマは描かれており、彼女のトラウマや家族の問題などの苦悩もこのドラマに深みを増している。性暴力の根深い問題も伏線的に表現されているので、目を背けたくなるかもしれないが、考えて欲しいとも思う。
また舞台は田舎だがかなりの確率でタトゥーを入れている登場人物が多くニュージーランドのカルチャーの違いも感じ取れて新鮮だ。
アボリジニ的なカルチャーも多少感じ取れる部分もある。
色々と意外性の展開もあり、映像も美しく、余計な効果音もなく良い意味で殺風景で逆にストーリーに入り込みやすい。
そして、田舎の息苦しさも、田舎の闇も感じ取って欲しい。田舎は甘くないと。
個人的にはとてもお勧めのドラマ。
是非観て欲しい。