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「しっぱいにかんぱい!」

この本に助けられました。

私には小学校4年生と1年生の二人の息子がいます。
先日、学童にお迎えに行くと、次男が先生に注意されていました。
先生にお話を伺うと、先生とかけっこして負けてしまい
悔しさから先生に言ってはいけない言葉を言ってしまったとの事でした。
息子と2人で先生に謝りました。

帰り道です。

次男
「もう、学童に行きたくない」
「きっと、僕はまたしっぱいしてしまう」
「学校にも行きたくない」
「サッカーにも行きたくない」
「きっと、また言っちゃダメな事を言っちゃう」
「また失敗するに決まってる・・・」


「でも、もうやらないようにしよう、と思ってるんでしょ?」
「いけないことしたことは、わかってるよね?」

次男
「わかってる!」
「でも、またやっちゃうかもしれないから、、、」
「僕はまたしっぱいするにきまってる!」


「そうか、しっぱいしちゃダメだと思ってるんだね」
「みんなしっぱいして、だんだんできるようになって、お兄ちゃんになるんだよ。にいにいも、いっぱいしっぱいしたよね?」

長男
「したよ~。しまくったよ~。」


「きゅうに、ある日とつぜん、おにいちゃんになるひとはいないよ。みんな、少しづつおにいちゃんになるんだよ?」

ですが、なかなか、元気にならない次男です。
そこで、私はこの本のことを思い出しました。
「そうか~じゃあ、この本よんであげちゃう!」
「しっぱいにかんぱい!」

次男は、しっぱいというワードに反応を示し
私に寄ってきました。そして、一緒に本を読みました。

読み終わったあと、次男は元気を取り戻しました。
そして、何度も何度も、この本を読んでいました。
「今日は、かあちゃん、かんぱいしてね!」
「しっぱいに、かんぱいね!」

失敗を恐れるよりも
挑戦しないことを恐れよう

「7つの習慣JⓇ」の授業でも
生徒たちには「失敗は大歓迎!!」と伝えています。
ナイストライ!ナイスエラー!を合言葉に。

我が家では最近「しっぱいにかんぱいだね~!」が合言葉になっています。

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