相談者さんのお話し
「7つの習慣JⓇ」の講師をやっているので、
色々な方から相談を頂きます。
先日は、こんなご相談を頂きました。
“『7つの習慣』の第一の習慣「主体性を発揮する」を学び
相手の意見にモヤモヤしないで、素直に受け止めないといけないなと
思ってはいるものの、どうしてもモヤモヤしてしまう”
“先日、ある方の発言でどうしてもモヤモヤしてしまった”
”相手は私のためを思って、言ってくれているのだから、素直に受け止めなければならないと、わかってはいるが、、、”
という内容でした。
このモヤモヤの答えも、実は『7つの習慣』の中にあります。
これは、第五の習慣「理解してから理解される」にヒントがあります。
お相手の方は、相談者さんにアドバイスをされたのだと思います。
ただ、その時に、相談者さんの話を”聴かずに”アドバイスをされたのだと思います。
『7つの習慣』の書籍では、目の具合が悪くなって眼科を受診しようとした、ということを例にして解説があります。
実際の眼科では、当然そんなことはないと思いますが(笑)
こういったこと、本当によくあるなと思います。
私も、相手の話をよく聴かずにアドバイスしてしまった、
ということ、けっこうあります。
私は、相談者さんにお相手の方は「理解してから理解される」という事を
ご存じなかったのだということ。
そして、そういったことは、よくあること。
多くの方が、”診断もせずに処方箋を出す”ことをしている。
ということをお伝えしました。
見かたを変えれば、相談者さんがモヤモヤしてしまったのは、
自然な事です。『7つの習慣』ができていない、と落ち込むことはないと思います。
ですが、自然な事ではあるけど、かといって、ここで相手を責めるのではなくて
”自分はどうだっただろうか?”
”相手の話を、聴いているだろうか?”
と考えてみるほうが賢明です。
その時こそ「主体性を発揮する」が実現できるのだと思います。
「理解してから理解される」
「主体性を発揮する」
を、今日も大切にしていきたいと思います。
※「7つの習慣®」および「7つの習慣J®」はフランクリン・コヴィー・ジャパン社の登録商標です。
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