ベトナムのスタートアップ事情
ベトナムに出張に行ってきました。
ベトナムには、10年位前に観光でホーチミンに行って、バイクの多さ、若者の活気に圧倒された覚えがあります。そのホーチミンへ今回は今後の仕事のつながり、チャンスを構築するべく行ってきました。
シンガポールからホーチミンまではLCCを使い2時間弱で、物価も安く、食べ物もおいしく、住みやすい街だなという印象(バイク環境などはありますが)
今回2日間で10社ほどビジネスミーティングをさせてもらったので、
以下にIT関係、オフショアに関してまとめていきたいと思います。
-Welcomeに受け入れていただけましたw
−エンジニアの単価は20〜万前後(経験年数による)
−ここ数年で単価は上がっている
−今後、物価上昇率は7%前後を見込んでいるので、その分人件費も上がっていく
−5年後には30万〜が標準になり、コストは1.5倍になる(経験年数による)
−受託よりラボ型が主流
−ラボ型は、そのままMA(買収)して、会社設立する方もいる
−FPTという会社がオンライン課金を牛耳っており、売上の50%をとられる?(不確定情報)
−優遇税制があり、スタートアップの最初の3年は無税
−オフショア、ラボ型などでは、コミュニケータ(ブリッジ)が必ず入るが、単価は高い
−ベトナムでパブリッシャになるのは難しい。まだまだDeveloper向けの国。
−起業するには、ベトナム人パートナーを見つけるべき。
−日本人がベトナムに住むのは環境などの面からハードルが高い。
−よって、人材は数人の日本人とローカルのベトナム人を採用する方向になる。
−ベトナムのブランチではなく、起業した人にもあったが、やはり雰囲気は全然違かった。やはり、ベトナム支社の会社は、どうしてもものづくりをする上での労働者という感じになってしまった印象であったが、起業している会社では、全員が起業家という空気感。自分は後者の方が好きだ
−今後は、物価、人件費高騰をになっていくが、今のうちにベトナムにチームを作り、そのチームをまるごとMAする会社が増えていくのだろう。
その分野に特化したチームづくりができれば十分なアドバンテージになりそう。
−その上で、必要なのは、英語(コミュニケーションツール)とその分野に特化したスキル。
−クレカはまだまだ普及していない。プリペイド。
−ベトナムでのネットビジネスとしては、まだまだアドバンテージは開発のコストベネフィットくらい。その他ベトナムでネットビジネスする大きなメリットはない。
-まだまだ貧富の差は激しい。
今回のビジネストリップとしては、ベトナムの社会や文化や環境と、どういった形で日本企業はベトナムに進出しているかの市場調査であったが、
前述のとおり、
ベトナムでのネットビジネスとしては、まだまだアドバンテージは開発のコストベネフィットくらい。その他ベトナムでネットビジネスする大きなメリットはない
につきるなぁと。別に、ネガティブな印象ではないが、開発拠点としては、うなくコミュニケーションとれれば、素晴らしいチームになるポテンシャルを秘めていることは確か。