ひとり旅日記スロベニアとクロアチアへ14日目:ローマ遺跡の宿に泊まった世界遺産スプリト
2019年1/8ザダル→スプリト
5時起き。いつもの果物に加えて、日本を出て14日目にして目玉焼き作った。貴重なタンパク源だからね…。今日のバスは7:05発10:05スプリト着予定。バスチケ売切れカンベンだったから、今回唯一のネット購入バスチケ。メールにプリントアウト云々書いてあったから心配したが、バスターミナルの窓口に聞くと、印刷不要との事でほ。今日も水分控えめで。
ってか、車内のラジオのヴォリュームデカ過ぎ+通路挟んだ隣の老夫婦が耳遠いのか知らんが、お喋りの声デカ過ぎ。耳栓しても防げない音量って…。今日も海が見える右側の席に座った。が、ずっと海が見えてる訳ではなく。wifi繋がったからネットで色々調べた。ほぼ定刻通りにスプリト到着。宿主には大体10:30頃着くので、チェックインできなくとも、荷物を置かせてもらえると助かる旨は伝えといた。
バスターミナル出る前にドブロブニク行きのバスチケ買わないと!なんと。ここクレジットカード使えない。終わってる。旅の出費の中でけっこうかかるバス代。現払いとなると、再度ATMで金下ろすのか…。手数料…。ユーロ圏じゃないからホント金余らせたくないし。1/11朝8時出発のバスチケ購入。
宿に向かって歩く。今日は曇り空。入口を探す。どこだ?Golden Gate。ホント宿の名前そのまんまの所。門の片隅に入口があった。金の門がデカ過ぎて、このドアが小さく見える(笑)。ドアを開けると、マジか!絶対ムリ︎な螺旋階段。キャリーをその場に置き、3階にあたる所まで上がったが、誰もおらず。とりあえず呼鈴鳴らしたがすぐに応答なく。トイレにも行きたいんっスけど。荷物がある下まで戻った。
すると、上から「ハロー」の声が。「ハロー!」と返し、「荷物運べないんですけど…」「今行く」おじさんが来てくれて改めて挨拶して握手。キャリー運ぶのを手伝おうとしたら「大丈夫」と運び切ってくれた。部屋に案内され、PPTを見せ、チェックイン。見所を教えてもらった。スーパー情報も有難い。朝早かったから、腹ペコ。サンドイッチ弁当をお茶とともに食した。まだ11時なんだけどね。
食後早速世界遺産スプリトの町へ。土産物屋、JCB使える所あるんだ!しかも10%オフだって。また後で来ます。インフォメーションで情報収集。そしてローマ帝国皇帝ディオクレティアヌスが造った町を歩く。その前に魚市場行きたい。たぶん閉まるの早いだろうし。予想通り。12時半にはほぼ店じまい。でも何か欲しい!甘エビ50クーナ/kg=1000円。「200gくらいください」と言ったのに、どんどん秤にかけていく。「NO!200g」と伝えたら、エーゴ話せる若い女の子が来た。
「500g?」「いや。ひとりだからそんなにいらない」このやり取りをおばさんに伝えてくれて、250g=13クーナ。約250円。刺身食べたい…。屋内のお店のおばさんが、「新鮮だから洗わないで使って」と切り落とした魚の目とエラを見せてくれた。「新鮮なら刺身でもOK?」「サシミ?スシ?やったことないけど、できると思うわ。でも1番のおススメは揚げるのよ」「OK。じゃあこれください」10クーナ。
スーパーに行って、サラダパック以外の野菜食べたい。パプリカとナスを買った。あと油も。宿になかったから。ちょうど良い小瓶があった。伊製だが仕方ない。あと卵もネギも定番果物も買って一度宿へ。冷蔵庫にしまえるものはしまって、行程表確認。ヤバッ。民族博物館は15時までだって。今13時。
ハイ。貸切。15時はきっと冬時間。1番の見所は、ダルマ地方代表エリアの民族衣装。20世紀始めまで着られていた模様。ブータンや中国少数民族のいるとこにはまだ行った事がないけど、なんとなくそのエリアに通ずるアジア的なものを感じた。北欧のフォークロアの可愛い花の刺繍とはまた違った感じ。
スカーフの使い方がお洒落で、どうしたらそういう風にできるんだろう?と展示ガラスケースの周りを何周もまわって観察したけど、自分の頭の中は3D描けないから、実際の布を自分にあてがわないと理解できないと思った。反面、もし同じくできたとしても、日本でその様な装いをするか?とも思ったけど。今日は小雨。傘さすほどではないけど、クロアチアの人はこのくらいで傘の出番あるんだ!日本人っぽい。
この世界遺産のディオクレティアヌス宮殿で1番目立つ大聖堂に入ってみる。ユーロ表示があった。3.5ユーロ。バス代現払いだったからなるべくクーナを使いたくない。小銭入れ見たら、3.5ユーロあった。50セント分が、20セント、10セント×2、5セント1枚、2セント1枚、1セント3枚でちょうどあった!ところが、カスっぽい10セント以下は却下された。え?3.4ユーロで良いらしい。
大聖堂は元々はディオクレティアヌスの霊廟だったのが、8Cに改築されたそう。皇帝はキリスト教弾圧者だったから、元あった遺体は現在も行方不明らしい。入口木製扉は1200年代のものとの事。中ではパイプオルガン補修工事をしていた。パイプオルガンの補修風景は初めて見た。木箱に入った新しいパイプを交換して、音を鳴らしながら調律。元霊廟に奥に祈りの席があった。奥は増築された所かな。鐘楼は中世のもの。元の宮殿の土台はそのままに、人が住み着いてるのが面白い。ローマ帝国の遺跡の中に住んでるって事になるけど、それが日常になってしまえば、ここが遺跡なんだ。って意識はなくなるんだろうな。
小雨だから暗くなるのも早い気がした。部屋に戻って人生初で魚を下ろしてみる。おかんがカッターナイフが良いと持たせてくれた。この小さい魚なら確かにカッターだね。尻尾押さえた方からカッターの刃を入れる。身が小さ過ぎて力加減がわからない。全部刺身で食べる自信ないから半分くらいにした。続いて甘エビ。殻剥きながらエビみそ吸ってたら、エビみそのおいしさに夢中になって気付いたら、揚げる用にまわす事を忘れて全て剥いてしまった(苦笑)。
鮮度は間違いないだろうが、たっぷりおろしにんにく+ネギみじん切りで毒消し頼む。魚は食べたことない味。アジ刺を少し感じた。悪くない。甘エビは間違いなくおいしかったが、刺身では量が多過ぎて、1/5くらいインスタントベトナムフォーに投入した。パプリカとナスは明日だな。サンドイッチ弁当作って寝た。今日5時起きだったから。
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