ひとり旅日記ギリシャとイタリアへ18日目:初めてのイタリア温泉と本場のジェラート初体験
2018年1/18日帰り温泉
今日は温泉のみ。調べたらローマ発9時、テルメ発16時なら1日温泉、イイじゃん！
Reception の仏人の彼女にバス乗り場を地図に印つけてもらった。ローマ滞在もあと2日。冬だからとか何とか言わず、後悔しない様に、寒くてもやっぱりジェラート食べとこうと思った。まずは、テルメ行きのバス乗り場に近いジョリッティから。朝7時〜オープンとの事で、8時に着いた。朝だからそんなに種類はなかったが。その中で、ピスタチオとクリーム(カスタード？)を選んだ。生クリーム乗っけてくれた。今日はローマに来て朝1番の冷え込みだったと思う(後で知ったが最低気温3度だったらしい)。でも、ジェラートってこんなに美味いんだ！と感激した。口コミの「滞在中2回行きました！」はウソじゃないと思った。自分ももう一回行きたいな。
余裕を持って、温泉行きバス乗り場。そしてバスも確かにスタンバイしてた。9時発まであと40分。カフェでエスプレッソ飲みがてらトイレ借りて整えた。ちょうどバス乗り場近くでフリマらしきものをやってたから冷やかしながら時間潰してた。バスは往復8ユーロ。1日1往復だけど、乗ってりゃ着くからラク。
この温泉のホームページの謳い文句が「ローマから1時間」とあったが、実際は1時間半だった。車内、伊人ババァ同士のお喋りうるさかった。
10時半到着。ネットで見た、洞窟サウナでキレイなロッカー使えるプランは今日お休みとの事。マジか！そしたら16時までここでどう時間過ごすんだよ？温泉プールは1ヶ所のみだし。
ゆっくり準備して11時に温泉プールへ。今日は太陽眩しい。実はこの温泉、その昔法王も浸かっていた。ってな事で、施設名がテルメ・デイ・パーピという。源泉掛け流し。源泉温度はかなり高く、近寄り過ぎると熱過ぎる。好みの温度の場所を探しながら移動。って、伊ババァ大声で喋ってんじゃねーよ💢この声のせいで、頭痛くなって来たし。
水深2mの深い所では泳いでる人がいた。自分もゴーグル持ってくりゃ良かった。と最初は思ったが、源泉を口に含んで口ゆすいだのをプール内に吐き出してるジジィや、ドレッド浸かってる兄ちゃんとかいた。こんな湯が口に入ったらキケン！と思って、ゴーグル忘れて良かったと心底思った。
ずっと浸かってるのもつまらないから、陸に上がってみると、打たせ湯ができそうな所があった。温度はぬる目。お湯が細く流れ落ちる所に座り、ピンポイントの刺激。こういうの待ってた！修行僧の如くしばらく打たれていた。自分が去った後にやって来たおっさん。かなり疲れてるのか、ピンポイントの刺激を受ける為にすごい体勢になってた…。日焼け止が流れたから、塗り直しに一度ロッカーまで戻って、ついでに更衣室でナッツで小腹を満たした。
プールエリアに戻り、顔付けずに平泳ぎ。水温は申し分なく心地良いが、水質がね…。どの国でも背泳ぎが人気ですな。足が届く深さまで歩いたり、半身浴したりと存分に温泉に浸かって足裏マッサージ。毎日酷使してしまってごめんなさい。足裏さん。いつもありがとう。
時刻は14時。3時間も外の温泉に浸かってりゃ、もう充分だろ？と上がって着替えた。ホント、この男女共用ロッカーってウザい。ロッカーから更衣室まで、自分の身体についた水分で服が濡れない様に運ぶの大変なんだよね。特に冬なんて着込んでるから衣類多いし。欧州の温泉って、こういう造り多いけど、誰も不便に思わないのかな？
更衣室に入って水着脱いだ、照明のせいだと思ってたらそれは勘違い。冬なのに、水着の跡が！日焼けしたよ。って事は、ウォータープルーフでない顔用の日焼け止めだから、顔も焼けてるのか！マジ誤算。振り返ると、今まで訪ねて来た欧州の他の温泉地はここよりも緯度が高く、こんなに陽射しがない、どんよりとした空の所ばかりだったから、その感覚で来てしまったが、大きなマチガイだった！今すぐメッチャ美白したい…(泣)。水泳帽とデコに色の境目ないから大丈夫！と言い聞かせて。
ローマ行きのバスの時間まで、サンドイッチランチ。15:45にバスが来て、乗り込んだら即寝た。帰りもやっぱり1時間半かかった。宿に戻る前に、こないだインフォメーションで教えてもらうも見つからなかったジェラート屋へ。またまた通り過ぎて、同じ道を戻る時にやっと見つけられた。目立たない店構え…。ってか、ここ高いし量少ない。店の兄ちゃんが盛るのヘタなのか？味は確かに変わったのが多くて、2種に絞れなかったから3種盛り4ユーロにしたけど。ローズマリーのハチミツとレモン、カボチャとチョコ、洋梨とキャラメル。2個目のローズマリー大した量盛ってくれなかったけど、1番おいしかった。洋梨の方がキャラメルより強かった。カボチャよりチョコのカケラだったし。マジでケチな盛り方だった。これがガイドブックオススメナンバーワンとは。所詮、味覚なんて個人的なモンで万人のものじゃないし。ここはリピなしだな。
再び朝寄ったジョリッテへ。さすがにこの時間はジェラートの種類増えてた。イチジクキャラメルとシャンパンにした。また生クリーム乗っけてくれた。イチジクキャラメルおいしかった。シャンパンは、アルコール入ってるんじゃね？と思う程大人の味。さっぱりした味だった。こってり系とサッパリ系の組合せでペロリ。
夕飯に行く前に床屋へ。おととい名刺もらって、5ユーロでやってくれるって所で。って、その時は気付かなかったけど、この床屋さんインド系？バリカンNo2で一通り刈り終えた後にやっぱり出たよ。カミソリ。もちろん断った。日本の千円カットより丁寧で安いのは有難い。
ローマ最後の晩餐はやっぱりあの中華レストラン。今日は海鮮ラーメン(海鮮スープパスタ)。伊だからこういう中華なんだろうね。会計が終わって、お店の女の子にサンキュースイーツをあげたら、満面の笑みでお返しに中国のお菓子くれた。ホント、このレストランにはお世話になった。伊料理無理なアジア人(ほとんど韓国人)で、連日それなりにお客さん入ってた。何より、自分好みの薄味だったから有難かった。
〆に宿近くのジェラート屋へ。ここはエーゴメニューあったけど、全種類には対応してなかった。ヨーグルト+ハチミツ+クルミとオレンジ+ジンジャーにしてみた。ガイドブックはここをオススメ第3位にしてたが、自分はここが1番だな。どっちもサッパリ系だったけど、どっちもホント良かった。こんなに美味しいヨーグルト味あるのか！生協のフローズンヨーグルトが1番おいしいと言ってるおかんに是非食べて欲しい。そしてオレンジ+ジンジャー。この組合せは人生初。しょうががピリピリ効いてる。美味いぞ！ここ。明日2回来る事決定。
スーパーで買い物して宿へ。今日もお湯出ない…。部屋移動してコレかよ。この宿、今まで泊まったホステルの中で一番サイアク。マットレスは柔らか過ぎるし。