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ちっちゃい旅でもリフレッシュできる!【東京:狛江編】

先日、東京の多摩地域、狛江市に行く用事があり、予定の1時間前に着いたので、プチ観光することにした。


駅のすぐ横に雑木林がある。

弁財天の池があり、一帯が保全緑地になってるそうだ。

この池、埋めたりしたら、なんか祟りとか起きそうだよね。保全は正解っすよ。

精霊とかいそう

多摩や武蔵野地域には、この他にも、自然を壊すとマジで怪現象起きるから、そのまんまというところがあるよ。
(いずれ、その話もしたい)


あー、調べたら、やっぱり何かあった!
しっかし、日本語がおかしいのか、わけのわからない伝記だ。

 この日「どうしても降ってもらわなきゃしょうがないから、泉龍寺の池へ行こう。あんな生垣倒してしまえば入れるってんで」雨乞いの大太鼓で押し倒し、池に入って「懺悔(ざんげ) サンゲ 六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と御幣(ごへい)に水をかけ気勢をあげたのである。暴力団だとして訴えられ十数名が府中警察に引っ張られた。炊き出しまでする騒ぎとなったが、すぐ帰してもらえた。中には扇動的な人もいたが、和泉全域から参加し、洗い場の利用者だけではなかった。開通したての小田急狛江の駅舎に「暴れ込んで売上をかっぱらった」二、三人の若い衆だけは、八王子の裁判所までまわされた。石井干城さんが身元引受人になってもらい下げに行ったという。

狛江市のサイトより

昭和2年の話らしいけど、意味不明? 怪文である。


弁財天池の横の泉龍寺。大きな敷地の立派なお寺だ。

奥には広い墓地が広がる
人がいなくて静か。
草木の香りが充満している。
東京といっても、ここは多摩だからね。
泉龍寺の横には、
近頃めっきり見かけなくなった
三味線屋さんがある

袋を被った新品の三味線が
並んでいたよ
古民家園に寄る前に、すぐそばの
滝のある公園でくつろぐ・・・はずが、
蚊に囲まれ、一目散に逃げなくてはいけなかった
駅から徒歩10分ほどで
古民家園に着く。
入場無料
立派な門
うちの祖母は庄屋の娘だったが、
親が先物取引に大失敗して、
没落してしまったんだそうだ。
庄屋のお屋敷は、こんな風だったのかなあ。
幼い日の祖母の目線で見学してみた
かまどの上の方に、
火の神様?を祀る神棚があった。
水場。水道と桶。
居間にも立派な神棚がある。
昔の人は、神様との距離が近かったのね。
天井が高い。
縁側は、風がスーッと通り抜けて
涼しい。気持ちがいい。
もう、ここで昼寝したい。
庭には小さな池がある。
鯉がいれば良かったのにな。
シオカラトンボが喧嘩していた
里芋畑、手前には小さな田んぼ、
奥には栗の木。
いかにも、武蔵野や多摩らしい風景だ。
小鳥がいっぱい


コーヒーを飲みつつ、まったりと持参したお茶菓子を食べたかったけど、遠くで雷がゴロゴロと鳴り響き、大きな雨粒が落ちて来たので、早々に移動することになった。



小さな旅だったけど、旅気分を味わえて、心が豊かになった。


疲れて気力も体力もない時は、こんな小さい旅でもすると、元気が ポツっと湧いてくる
ポツっ だけど、この ポツっ は、小さくても大事な ポツっ だよ。


『小さな旅』
この曲って大野雄二さんの曲だったのかと、今知った。


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おおかみ のみね @ 547社で働いた運期の探求者
不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。