再・似ている感覚

前投稿で、読書のリズムについて書いた。
また、読書について書きたい。

伊坂幸太郎や辻村深月が好きだった。
お2人に共通しているのは、異なる作品の世界がリンクしていることだ。

たとえば、ある作品に登場する小説家の作品名が、べつの作品でさりげなく登場する。

これはまたある感覚に似ていると感じた。
毎日お家にお邪魔させてもらって、なんでもお互いのことを知っているつもりだった小学校の友だち。
とても仲の良かった大学の友だち、一緒にカラオケに入り浸っていた。
とくに喧嘩などしたわけではないけれど、その子たちとは、もう会わない。どこで何をしているのか元気でいるのか。
会いたいとは、いまは思えないけれど、気になる。

SNSや噂で近況を聴くと元気で嬉しいと思う。

異なる作品がリンクして喜ぶ気持ちは、この嬉しいと思う気持ちと同じ気がする。

会いたいとはまだ思わないけれど、あなたが元気でやっていて嬉しいし私は私の世界で生きるね!

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