no.008 佐渡チョコレートマーブルケーキ①
タビスルアハアカネです。
no. 008 は新潟県佐渡市の『莚 CACAO CLUB』
厳選したカカオ豆の仕入から焙煎、製造を一貫して行うクラフトチョコレートショップ。
カカオときび砂糖のみを原材料としているため、産地によって異なるカカオの味をストレートに楽しめます。
こちらのチョコレートを使って『佐渡チョコレートマーブルケーキ』を作りました。
ー
新潟県佐渡市の中心部から山道と海岸線を走り抜け、なんでこんなところに?と思わずにはいられないところにあるチョコレート工場を訪ねました。
お話を伺ったオーナーの勝田さんは、バンドマン、サラリーマン、旅人を経て、広島県尾道市にあるクラフトチョコレートショップ『USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)』の運営に携わったのち、生まれ育った佐渡で『莚 CACAO CLUB(ムシロカカオクラブ)』をオープンされました。
佐渡のこの莚場で開業しようと思った理由を尋ねると、
新潟市でも物件を探していたのだけど、なんだかしっくり来なくて、佐渡の雰囲気が「ウシオチョコラトル」時代に過ごした尾道と似ていたこともあり、惹かれていったそう。
そして、一度は飛び出た佐渡で開業を決意しました。
そんな勝田さんはいったいどんな方なのか。
私があれこれ書くよりも、勝田さんのnote記事を読んだほうが絶対良くわかるので、時間があるときで良いのでそちらを読んでほしいです。
そして佐渡を訪れて、直接会ってお話して、プライベートビーチとか色々散策してほしいです。
勝田さんにとってチョコレートは、
さまざまな物事を発信するためのツールなのだそう。
チョコレートと音楽。
チョコレートとアート。
チョコレートと政治・経済。
チョコレートと、、、。
例えば、カカオ生産地の児童労働問題(チャイルドレイバー)。
勝田さんはカカオ生産地のトリニダード・トバゴを訪問し、生産している人たちと触れ合い、心の通い合いを通して、現地の様子を肌で感じたそうです。
「チャイルドレイバーについてどう考えますか?」と直接的に真正面から投げかけるのではなく、チョコレートの裏にある背景やストーリーを伝え、現実を受け止め、社会問題について考えるきっかけを作る。
チョコレートと何かをミックスすることで、自分らしく楽しくモノコトを発信する『莚 CACAO CLUB』です。