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no.011 “ありのまま”の私を重ねる、一度きりの人生

プロデューサー
梅澤愛以さん(東京都)

https://ui-umezawa.com
(公式サイトリンク)

『ありのままの自分で人生を楽しむことができたとき、人は驚くほどの力を発揮し、眩しいくらいに輝く』


バレーボールと本気で向き合い、苦しみながらも結果を残してきた学生時代。
「スポーツの力で誰かの力になりたい」と、人と向き合ってきた社会人リーグ時代。
そして、人生に導きを与えたくれた方たちからの学び。

そんな自身の経験から得た、彼女だけの真実。


それは【人が秘めている可能性を信じる】ということ。


飾らず、付け足さず、そのままの自分で在ること。
あるがままの自分を信じ抜き、一生懸命に泥臭く、全力で挑戦する。
そして、愛と感謝の心で人と繋がる。

そこから生まれてくる人の強さと輝きは、人へ伝わり、人の心を震わせ動かし、そしてまた人へ伝わる。

だからこそ梅澤愛以は、人を輝かせるために、今日も全力で人と向き合うのです。

小学生バレーでのコーチング風景。



本気で向き合えば、人は成長する

小学5年生で始めたバレーボール。
バレーボール人生の9割は辛いものでした。
 
小学6年生で都大会優勝、関東大会優勝。
高校3年生で夏の全国大会出場。
大学3年生で夏の全国大会で日本一。

華やかな賞歴の影には、辛く苦しいことがたくさんありました。
先輩からのいじめや怪我、スランプ。
結果を残すことへのプレッシャー、自信喪失。

それでも結果を残すために、死に物狂いで誰よりも練習し、自分自身と向き合い、勝つことを絶対に諦めませんでした。


人生の転機の一つとなった、進路を決めなくてはいけない大学3年生のとき。
コートで練習中に東日本大震災があり、「スポーツの力で誰かの力になりたい。」と思うようになりました。

Vリーグのチームからもいくつかスカウトを受けましたが、「少しでも良いから東北の人の力になりたい」と思い、V2リーグの仙台のチームに入団しました。

仙台でアスリート社員として働きながら、バレーボールで東北の方達に元気を届ける。
さらには仙台市の学校の授業で、子どもたちに「夢の大切さ」を伝える貴重な機会を何度もいただきました。

小学校での課外授業


そしてもう一つ、仙台のチームに所属していたときに、私の人生に影響を与える大きな出会いがありました。

元全日本女子バレーボール代表監督の葛和伸元(くずわのぶちか)さんから指導していただく機会があり、私は指導していただいた1年間で劇的にバレーボールが上達したのです。
葛和さんはどこまでも選手の可能性を信じる方で、あそこまで真正面から全力で向き合ってくれた指導者はいませんでした。

自分の可能性を信じ抜き、物事に本気で向き合って諦めずに努力を重ねれば、人は成長するのです。
自分を信じることの大切さ、人や物事と向き合う姿勢や在り方。
今の私の信念の基礎となる部分を、恩師である葛和さんから教えていただいたのです。

私の夢の一つ、恩師である葛和さんの講演会を開催。



たくさんの人が輝く社会を

ありのままの自分を信じて物事に挑戦するようになると、成長スピードは早くなって自然といろんなことができるようになり、どんどん勝手に輝いていきます。

私は伴走者としてその人と全力で向き合い、その人の中に眠る原石を探したり、自分を信じ続けるメンタル面のサポートなどをしながら、その人の唯一無二の価値を言葉やサービスとして形にします。

そして何より、その人を輝かせるためにも、まず私が一番の挑戦者であり続ける事を大切にしています。
伴走者である私自身が自信を持った在り方を保ち続け、徹底的に自分自身もプロデュースしています。

スポーツイベントのディレクション風景。


今はスポーツメンタルコーチングやスポーツイベントプロデュースの他に、
人や物・事のプロデュース、そして子どもたちが自分のままでいられる居場所作り(サードプレイス作り)のお仕事をさせていただいています。


もっとありのままの自分で輝く人が増えれば、より明るい社会になると考えています。
その中でも特に、もっと世の女性に輝いてほしいと思っています。

私自身も2人の子どもがいて、子育てに専念するために専業主婦を3年間全うしました。
けれど「このままで本当に良いのか」と自分の人生を見つめ直し、やりたいことをやろうと決心し、家族を説得して今の道に至ります。

大切な家族と過ごす時間もありのままの私。


女性は本当はとっても強いのに、性的な問題などで社会からも弱者として見られがちだったり。
また見方を変えれば、子育てと仕事の両立の問題で言い訳しやすい環境にあるとも感じます。

ママたちの声を聞く中で思うことは、仕事復帰の職探しの際に妥協したりと、自分のために何かを選択する人が少ないのです。

そうではなくて、女性もありのままで生きる力が必ずあるし、もっと自分を信じてほしいのです。
周りの支えは必要ではあるけれど、自分の力で自立して生きる力があるのです。
環境なんて取っ払って、自分のやりたいことに挑戦してほしいなと思います。


やはりそのように強く思うようになったのも、【SHIRO】というコスメティックブランドの社長さんとの出会いがあったからです。

女性ならではのしなやかさと力強さ、愛をもって人と接すること、有言実行、自分に道を真っ直ぐ突き進むこと。

人はどんな人と繋がるかで、その人の人生は変わります。

女性経営者として力強く輝いている姿を体感し、これからの時代の輝く女性の姿として、強く影響を受けました。

プロデュースした藍染屋さんのワークショップを開催。



一度きりの人生を楽しむ

愛以さんからお話を伺った日は、
「私が生まれ育ち、今も住んでいて私のルーツとなっている下町を見てほしい」と、東京下町エリアを案内していただきました。

関わる人や物事の一つ一つに向き合う姿勢は、とても熱く、取り繕うこともなく真っさらで真っ直ぐに。
人が発するエネルギーや人の温度を感じられる町で彼女と話したことで、その言葉の意味がわかります。


『勝ち負けがあるスポーツだからこそ、本気で取り組めるし、本気だから喜怒哀楽を感じられる。喜怒哀楽を感じるから一度きりの人生を楽しめるんです。』

と、愛以さんは言います。

嬉しいことも苦しいこともすべて経験してきて、その醍醐味を味わっている彼女だからこそ、その言葉が心に響きます。

人の幸せは、外ではなくその人の内にあるもの。

その内に秘める可能性は、人の心の在り方や物事の捉え方次第で、良くも悪くも如何ようにも変化していくのだと、愛以さんと接する中で深く共感しました。

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