
修正はやってもやっても終わらない
先日書き上げた小説の読み直しと修正を行っています。
大体私の場合、一太郎を持っている(というか30年来のヘビーユーザー)にも関わらず、最近、なぜかエディタとしてはあまり使わず、テキストエディタに書いているというスタイルです。(執筆するジャンルにも寄りますが)
まず、2000文字くらいのテキストファイルを話数分書いて、それを、一つのテキストファイルに統合します。(これはコマプロからバッチファイルで一括実行)
テキストファイルを確認し、その時点でおかしいところを修正。
次に一太郎に貼り付けます。
noteやweb小説サイトではルビを指定する際、『《》』の形でルビが指定出来ますが、なんと、一太郎、この形式で書いたルビを、自動的にルビ化してくれるのです。なんて便利!!
そこまで終わったら、一太郎の、『校正』機能でチェックを掛けます。

実行するとこんな感じで出てきます。

なお、画面に映っている小説は、芥川龍之介の『少年』です。
青空文庫さんからテキストを借りてきたので、ルビが開いている部分などに指摘がありますね。あと、下から四行目、『カフェの中央のクリスマスの』というところは、以下の指摘があります。
『理由: 同じ助詞が連続しています
説明: 「の」「が」「は」が3回以上、または「で」「を」が2回以上、連続する文節で使われています。
助詞「の」「で」などはよく使われますが、助詞を多用すると、わかりにくいことがあります。
確認・訂正してください。』
カスタマイズも出来ますし、かなり便利です。
というわけで、わたしは、自分で印字して読み直す前に、必ず一太郎のマシンチェックを入れています。
それが終わると、印字して、全文を黄色エンピツでなぞりながら再確認すると、意外な所が間違ってるのを見つけられます。
黄色エンピツでなぞりながら赤を入れ、赤の原稿反映を実施。
その際、赤の指摘を入れた場所は、赤色エンピツでチェック。
修正の引き合わせを実施したら、サイド、印字して確認……。
とやるのですが!
それでも、なぜか、間違いは見つかるのです。
やってもやっても見つかるし、『なんでさっき、この日本語でOKしたんだ?』というような、駄文を見つけて、大きく落ち込みます。
読み上げソフトを使うのも良いのですが……、
どうでしょう、BL小説(Rシーンあり)や官能小説を読み上げて貰うのって、ちょっと、気まずい気がするのですが……。
BL書きさんで読み上げチェックしている猛者がいらっしゃいましたら、ぜひ、方法等をご教示頂ければと思います。