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ミュージカル メリー・ポピンズ

2018.5.6

シアターオーブにて、メリー・ポピンズを観劇して来ました。

配役はメリー・ポピンズが濱田めぐみさん、バートが柿沢勇人さんです。(本日の出演者参照)

歌、ダンスがとても素晴らしいです。
印象に残った曲を順不同で上げていきます。

ステップ・イン・タイム
お砂糖ひとさじで
チム・チム・チェリー
スーパカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス
どんなことだってできる

衣装も変えも、目に鮮やかで観ていて楽しいです。

また、今回何よりも魅力的だったのはメリーポピンズ自身です。
以下、メリー・ポピンズの魅力について書いていきます。私は原作、映画は見たことがありません。
今回の公演が初めてのメリーポピンズです。ご容赦下さい。

①現れるのがいつも突然
メリーは子供たちの書いた求人を見て、突然家にやってきます。子供たちの要望、つまり家族の要望を叶えるためにやって来たのです。
この時点で、私は半分ぐらい魅了されています。

②頭のいい人物である
彼女は計算が早く、頭のいい人物です。

『マイケル、口を開けるんじゃありません、魚じゃあるまいし』

『ぎゅうぎゅうしないでちょうだい、鯖の缶詰じゃあるまいし』

『どんな仕事にも楽しいことがひとつくらいあるわ

『自分で決めればどんなことだってできるわ。自分が邪魔さえしなければ』

メリーが言う台詞です。(多少違うところがありましたら申し訳ございません。)
どれも頭が良くなくては、出ない言葉。この言葉こそ、メリー・ポピンズの魔法だと思います。

③メリーのアイテム
メリーのアイテムといえば傘、バック、コンパクトでしょうか。傘は空も飛べる魔法アイテム。
コンパクトを開けて、顔に煤をつけるお茶目なところはメリーの可愛さを感じさせるのでとても好きなシーンです。

④常に外枠にいる
メリーは幸福にはなれない立場の人間です。
マイケルがメリーにバートと握手すれば幸福になれるよと言うと、メリーは幸福なんていらないわと返します。幸せな家庭にメリーの居場所はないのです。それが切ないのですが、それもメリーの魅力的なところの一つだと思います。バンクス家を去るからこそ、メリーは魅力的なのです。

最後に、とても役に立つ言葉をひとこと。

スーパカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!

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