【初の民間宇宙飛行士】だんだん身近になってきた宇宙との距離
こんにちは!
住谷知厚です。
少し前の話になりますが、4月19日は何の日かご存知でしょうか。
この日はソ連(当時)が世界初の宇宙ステーションである「サリュート1号」を打ち上げた日で、今年で51年になるそうです。
そんな「サリュート1号」は、宇宙飛行士が短期間滞在して実験や観測するために打ち上げられた施設で、規模としては長さ13m、直径4mのものでした。
船内には「オリオン1宇宙天文台」と呼ばれる天体観測装置が搭載されており、乗組員たちはこの装置を使って天体を観測していたといいます。
「サリュート1号」は半年間という比較的短い運用期間だったのですが、この経験から得られたノウハウは後継の宇宙ステーション等へと活かされていきます。
国際宇宙ステーション(ISS)
ISS(国際宇宙ステーション:International Space Station)はよく日本のメディアでも取り上げられているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
サリュート1号の実験後、世界中で様々な実験が繰り返され、1998年に宇宙で建設が始まった国際宇宙ステーションは2011年7月に完成しました。
この施設は、地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設で、宇宙だけの特殊な環境を利用して様々な実験や研究を行なっているそうです。
この施設は条件がそろうと、地上からでも視認することができるみたいですよ。
ISSは現在、2年後の2024年までの運用が決まっており、その後の運用は2030年頃までの延長するかどうかについて審議が行われている状態です。
まだ僕は見たことはないのですが、いずれ地球から見たISSも見てみたいですね。
民間宇宙飛行ミッション『Ax-1』
最近の宇宙のニュースでいうと、史上初となるISSへの民間宇宙飛行ミッション『Ax-1』が、2022年4月9日から始まったそうです。
このミッションは、アメリカの宇宙企業アクシアム・スペースが企画したもので、4人の民間宇宙飛行士が約8日間ISSに滞在し、実験や研究を行なっていくものになっています。
純粋な民間企業が、民間人のみを乗せ、民間の宇宙船を使って、宇宙ステーションに飛行・滞在するのは史上初だそうです。
ちなみに日本人でいうと、前澤友作さんがロシアのソユーズに乗り自費でISSを訪れたことで話題になりました。
このような体験をした人のことは、「宇宙飛行参加者」や「宇宙旅行者」と呼ばれ、今回のような「宇宙飛行士」とは分けて考えられるらしいです。
民間主導で行うミッションですが、将来的には商業用の宇宙ステーション運用なども視野に入っているそうです。
最後に
今回ご紹介したように、宇宙はかなり身近なものになってきましたね。
中国でも、今秋には独自の宇宙ステーションが完成する予定だそうです。
宇宙に関することはまだまだ発展するはずなので、この先もっと面白いことができるようになるかもしれませんね。
そんな視点でに宇宙のことを考えると、何かワクワクした気持ちになってきます。
”未知への好奇心”や”未知への挑戦”は人類をどこまでも発展させていくものだと思いました。
僕も一度でもいいので宇宙から地球を眺めてみたいですね。
それでは今回はここら辺で♪
《参考》
◆サイエンス365days
◆JAXA有人宇宙技術部門Humans in Space
◆史上初「民間宇宙飛行士」が宇宙ステーションへ - 宇宙飛行の新時代の幕開け
◆「外国の宇宙飛行士を歓迎」今秋に完成予定の中国独自の宇宙ステーションで
住谷知厚(すみたにともひろ)
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