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文才がなくても勝てる時代!人間のファジーな理解力が活きる未来〜AI時代の逆転劇:曖昧さが強みになる理由〜|#超知性ASI時代のDX企画書のネタ帳

【著者情報】

近森 満(ちかもり みつる)
株式会社 サートプロ 代表取締役 CEO(人材育成・教育支援)
https://www.certpro.jp/blogs/dx_chikamori/

【記事概要】

AI技術の進化が進む現代において、人間の「ファジーな理解力」が再評価されています。本記事では、生成AIの進化やその可能性を背景に、曖昧さが強みとなる未来について探ります。人間特有の直感や曖昧さがどのようにAI時代の逆転劇を演出するのか、ChatGPTの進化した音声機能を活用した実体験を交えて考察します。さらに、ファジーな能力を活かしたリスキリングと未来の可能性に向けた行動指針も提示します。


【本文】

こんにちは、IT・DX教育サービスを運営する株式会社サートプロ代表の近森満です。これからのAI時代において、人間の特性である「ファジーな理解力」がどのように活きるのか、私の実体験を交えながらお話しします。

AI時代における人間の価値再定義

生成AIの進化により、合理的で精密な処理が容易に行えるようになった一方で、人間の役割が改めて注目されています。その中で特に重要なのは、「曖昧さ」という特性です。AIはデータに基づいて最適な答えを出すのが得意ですが、文脈を読み取り、感情や意図を汲み取ることは苦手です。これが、人間のファジーな理解力の活躍する場面です。

たとえば、言葉の裏に隠れた意図や微妙なニュアンスを理解する能力、また創造的なアイデアを生み出す力は、AIには真似できないものです。この「ファジーな力」を磨くことが、これからの時代において人間の価値を高める重要な鍵となるでしょう。

私もそうなのですが、今まで苦手なことや不得手なこと、そして弱みだと思っていたことがたくさんあります。それでも、なんとなくですが、それらを強みに変えられる時代になったんだなぁと感じています。
再定義と言うと仰々しく聞こえるかもしれませんが、いつの時代も常に過去のものをぶっ壊して、新しくより良いものにしていく考え方、これが人間の素晴らしい特性だと信じています。

近森満・心の声

ChatGPT「アドバンストボイスモード」の可能性

私が特に感銘を受けた技術の一つに、ChatGPTの「アドバンストボイスモード(Advanced Voice Mode)」があります。この機能は、音声を通じてAIとのやり取りを行うもので、私のように文章作成を苦手とする人間にとって、大きな助けとなるツールです。

通常のテキストベースの対話では、何度も文章を推敲したり、適切な表現を考える時間がかかるため、労力が非常に大きくなりがちです。しかし、音声でのやり取りでは、言葉をそのまま投げかけるだけでスムーズな対話が可能になります。たとえば、壁打ちのように自分の考えを整理したり、アイデアを練る作業において、この音声対話型のAIが効率的に役立ちます。

私自身、この機能を使い、思考を深めるツールとして活用しています。言葉のキャッチボールを通じて、新しい気づきやアイデアを得ることができる点は、人間とAIの協働の好例と言えます。

出典: https://help.openai.com/en/articles/8400625-voice-mode-faq
※英語なのでブラウザーで日本語変換してもらうと良いと思います。

ファジーな理解力が活きる時代

AIが合理的な判断やタスクの自動化を担う一方で、人間が持つ曖昧さや感覚的な理解力は、AIの限界を補完するものとしての価値を増しています。この曖昧さが特に活躍するのは、対人コミュニケーションや創造性が求められる分野です。たとえば、芸術やマーケティング、カウンセリングなどでは、データだけではなく文脈や感情の機微が重要となります。

また、私自身の特徴として、周囲から「能天気」と評されることがありますが、このポジティブな捉え方こそがファジーな力の象徴です。たとえば、相手の意図を良い方向に解釈し、ネガティブな状況でも前向きに対応できる能力は、人間ならではの強みです。


超知性時代への備え:リスキリングとマインドセット

このような時代において、必要となるのは新しいスキルセットの獲得、すなわちリスキリングです。AIと共存し、協働するためには、「超知性リテラシー」を育むことが重要です。このリテラシーには、AIを適切に活用する技術的なスキルだけでなく、創造性や感情的な洞察力も含まれます。

また、リスキリングにはマインドセットの変革も必要です。AIとのやり取りにおいては、AIの出力をそのまま受け入れるのではなく、疑問を投げかけ、深掘りする姿勢が求められます。このようなマインドセットが、人間とAIの相互作用をより豊かなものにします。

DALLE3使用

【まとめ】

AI時代における逆転劇、それは合理性に特化したAIと曖昧さを活かす人間の融合です。文才がなくても、自分らしい言葉や感覚でコミュニケーションを図れる時代が到来しました。この未来を切り開くために、私たちは「超知性リテラシー」を磨き、新たな可能性を追求していきましょう。

いかがでしたでしょうか?人間の特性を活かしながらAIと協働する未来に向けて、一緒に進んでいきましょう。DX推進や人材育成のご相談があれば、ぜひ初回無料のオンラインコンサルティング「DX推進人材教育プログラム」にご応募ください。公式サイト


【音声配信】
音声でもさらに深掘りした内容をご提供しています。聞くだけでインスピレーションが得られる内容ですので、ぜひご試聴ください。


【著者情報】

近森 満(ちかもり みつる)
株式会社 サートプロ 代表取締役CEO(人材育成・教育支援)
一般社団法人 IT職業能力支援機構 理事長(Android資格)
電気・電子系技術者育成協議会 副理事長(E検定)
IoT検定制度委員会 事務局長(IoT検定+DX認定)
ET教育フォーラム 合同会社 代表(コンテンツ制作)
経済産業省 地方版IoT推進ラボビジネス創出事業メンター(IoT支援)
経済産業省 地域DX推進ラボビジネス創出事業メンター(DX支援)
デジタル庁 デジタル推進委員(デジタル化支援)
DX事業共同組合 設立理事(DX推進)
公式ブログはこちら


ハッシュタグ:
#AI時代 #ファジーな理解力 #文才不要 #人間の強み #曖昧力 #DX推進 #生成AI #リスキリング #超知性リテラシー

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近森満@サートプロ|IT教育サービス/デジタル人材育成/検定事業化コンサルタント|壁打ち歓迎です!
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